今日は風俗のお仕事の日。
お店の待合室で待っていると、指名が入りました。
ネット指名…。
風俗客の男性はフリー。
ホームページの写真で、あなたを気に入り指名してくれたみたいです。
しばらく時間がたった後、ご対面。ソープランドの様な店舗の場合なら、プレイ部屋か、階段。
デリバリーヘルスなんかだったら、ホテルの一室か、男性客の自宅。
いずれにせよ互いに（というか激しく男性客の方が）興味津々です。
…でも、一体、どんな会話から始めればよいのでしょうか。
ガンガン話すフレンドリーなタイプの風俗客というのも、あんまりイメージが沸きません。
逆に、あなたの方はどうでしょうか。
あなたの場合、寡黙なのは許されません。
風俗といえども接客業。
風俗客とする会話はとても大切、サービスの内のひとつなのです。
では、客に良い印象を与える、風俗嬢としてベストな会話とは一体どのようなものなのでしょうか。
本記事ですこし、考えてみましょう。
切り出し方。
風俗店の講習などで、マニュアルに沿った会話はお仕事をする前に誰もが学んだかも知れません。
しかし「風俗客との会話は、こうあるべき」といった答えは基本的にありません。
それは親と話すとき、友達と話すとき、彼氏と話すとき、旦那さんと話すとき（←風俗で働くのを許してくれたんですね！）、「こうあるべき」という答えがないのと同じです。
でも、親や友達などと違うのは、風俗客にやらなくてはならないのは「接客としての会話」だということです。
つまりダラダラとただ話すのではなく、空気を読みながら風俗客の気持ちをアゲて行かなければなりません。
ちょっと例を考えてみましょう。
風俗客が、すごいイケメンだったとしましょう。
あなたは初め、どんな会話をするでしょうか。
接客上“ほめる”ことは好ましいことなので、
あなた「あ、○×（誰もがカッコいいと言うジャニーズ系タレント）に似てるって、言われません？」
という切り出し方がこの場合、アゲる会話の例になります。たとえ、
風俗客「ウソ？そんなこと全然、言われたことナイよ！」
と反応されたとしても、悪い印象は与えないでしょう。
悪い印象は与えません。
でも深入りも禁物。
空気を読んで、これ以上このネタを続けないのが得策です。
というのも、風俗客が、「オレは○×（さっきジャニーズ系タレント）よりカッコいい！」なんて己惚れているのだとしたら、同じネタの連発は彼を不快にさせるかも知れないからです。
また、重々承知とは思いますが、以上の会話は本当に似ているかどうかなんてことは微塵も考えないで行うことに注意してください。
コンプレックスになりそうな所は、包み込むように。
これで、つかみはオーケーです。
本人の倍以上もカッコいい芸能人をもってきて「似ている！」なんて言われたら嬉しいですよね。
風俗客をアゲる、このテクニックを持っている風俗嬢は結構多いという印象です。
だから、「似てる」攻撃をするためにも、それ用の芸能人の引き出しをたくさん持っておきたいものです。
もちろん、使用した時の空気感もどんどん学んで行くべきでしょう。
さて、風俗客をアゲる会話の切り出しを押さえたら、今度は彼がいかにもサゲそうなポイント、つまりコンプレックス・ポイントをどう交わすかのテクニックです。
ありがちなのが、童貞クンの風俗客との会話です。
例えば、彼はAVで視覚的には知っていても、これからするプレイが「シックスナイン」に当たるとは知らなかったとします。
仮にそういった場面に遭遇したら、あなたはどう反応しますか？
あなた「えっ！シックスナイン知らないの？」
なんて、あまりにもストレートのツッコミをするのは止めましょう。
結構、風俗客はガラスの心だったりします。ここは、
あなた「ああ、ゴメン。ちょっとおかしなプレイだから（シックスナインのこと）、知らなくて当然だよね…。」
なんて、ウソをついてでも、相手を包み込んであげましょう。
中折れされた場合の会話。
こう考えると、風俗嬢として会話が難しいのは、童貞クンの方かも知れませんね。
統計によると結構、風俗で筆おろしをする男性は多いみたいです。
遊びなれた男性だったら、向こうの方から会話をリードしてくれるでしょう。
でも童貞クンの場合、そもそも裸で女性と…というのが初めてです。
そういう時は「お姉さんに徹する」のが良いのではないでしょうか。
さて注意すべきなのは、童貞クンの場合イクことができない、つまり中折れしてしまうことが結構起こりやすいということです。
この中折れ現象は、べつに童貞クンだから、というわけでもありません。
安くあげようとして30分コースなんかを頼んだ普通の風俗客にも起こり得ます。
そこで再び、会話のテクニックが大切になるわけです。
絶対に、
あなた「イケなかったね…。」
などとは言っては、いけません。
ストレートすぎます。
かと言って、
あなた「ごめん、私のテクニックがなくて…」
なんて言ってしまうと、今度は、言質を取られ、クレームされてしまうかも知れません。
保身は大切です。そこで、
あなた「ごめんね。もっと時間があればイケたのにね…。」
などという、自分を責めているのか、相手を責めているのか、分からない様な線で会話を切り上げるのがベストでしょう。
あなた「今度は長い時間、ゆっくりしようね。」
などとちゃっかり営業もできれば、なおベストです。
敬語かタメグチか。
最後に会話の基本である、敬語かタメグチか、ということについても考えておきましょう。
基本的にこれは、風俗嬢のタイプによってでしょうね。
タイプの自覚がないなら敬語を選択するのが良い、と一概に言えるものでもありません。
確かに、好印象を残したいのなら敬語でしょう。
しかし風俗店は、何よりもエロをする所。
低い声で、
「オナニーとか、するの？」
なんて耳元で囁かれたら、風俗客はテンション俄然アップです。
この場合は、タメグチがベスト。
敬語で「オナニーとか、するんですか？」だとダメなんですよね。
以上を踏まえ、敬語かタメグチか、選択できなかったら、接客の初めは敬語を選んでおきましょう。
たとえ風俗客が、あなたよりずっと年下だったとしてもです。
ただ、そこから変えます。プレイが進むにつれて、タイミングをはかりタメグチに切り替えるのです。
何よりも、風俗客を興奮させるのはギャップです。
風俗店員としての好印象も大切でしょうが、何よりもエロにおける好印象に勝るものはありません。
そのために、敬語からタメグチへの切り替え、こんなテクニックを身に着けたいものですね。
まとめ
いかがだったでしょうか。
風俗客との好印象な会話の仕方について、考えてみました。
まとめると、こんな風になります。
・初対面の会話の切り出しでは「芸能人に似ている」など言って、相手の長所を作り出し（捏造？）、風俗客をアゲる。
・中盤戦で、風俗客のコンプレックスを見つけてしまった時は、おおらかに包み込むような会話で、絶対にサゲさせない。
・中折れには、営業トーク。
・基本的に、初めは敬語、間合いを見計らってタメグチに切り替えプレイを盛り上げる。
などというのが、本記事で提案されたことでした。
水商売と違って、風俗は会話メインではありません。
それでも接客業である以上、会話は避けられません。
この会話で男性客に好印象を与え、あわよくばリピート＝本指名に繋げられれば、これに越したことはありませんよね。
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