風俗嬢はいろいろな人と性行為をするもの。
なので、どれだけ気をつけていても性感染症にかかるリスクは一般の女性よりも高まってしまいます。
その中の一つ、毛じらみという感染症についてご紹介します。
毛じらみとは?
毛じらみとは、人間の毛に寄生する虫のことです。
小さい子どもの頭に寄生する頭じらみと同じような生物です。
しかし、この毛じらみは主に陰毛に寄生します。
陰毛にフケのようなものがついているように見えるのですが、よく見るとフケではないことがわかります。
普段は陰毛に寄生していますが、毛のあるところに感染しますので、頭皮などに感染することもあります。
中には、まつげにまで感染してしまった例もあるようです。
基本的には、性行為で感染しますが性行為を行ったことのない人でも感染することがあります。
たくさんの人が使うタオルやトイレ、銭湯などから感染するケースもありますので、少しでもおかしいと思ったら治療を行うべきです。
毛じらみの症状とは
毛じらみに感染すると激しいかゆみに襲われます。
他の性感染症のように炎症は出ませんが、陰部がかゆいだけでも耐えがたいことでしょう。
その状態で客と性行為をしてしまうと、客に移してしまう可能性が高くなります。
そうなってしまえば、あなたや店の評判はガタ落ちしてしまう可能性も高くなります。
今は、ネットで何でも書き込める時代ですから、性病を隠して働くのは控えましょう。
つぶすと破裂音がする
毛じらみを見つけると、つぶす人もいます。
すると、かなり大きな破裂音がするそうです。
もしも、毛じらみなのかフケなのかわかないときは、とりあえずつぶしてみるといいかもしれません。
しかし、つぶすだけでは根本的な解決にはなりません。
確かに、成虫は陰毛から離れると死んでしまいますが、その前に陰毛に卵を産みつけています。
この卵が孵化すればまたかゆみに襲われてしまいますので、見つけ次第病院へ行きましょう。
下着にしみのようなものがつく
毛じらみに感染すると、下着に赤茶色のしみのようなものがつくことがあります。
これは、毛じらみの糞や血液です。
実は、毛じらみに感染してもかゆみを感じない人がいらっしゃいます。
そんな人も、下着に毛じらみの糞や吸血された血がつけばさすがに気づくでしょう。
あなたも、ある日下着に赤茶色のなにかがついたときは、真っ先に毛じらみを疑ってみてください。
毛じらみの防ぎ方
普通、性感染症を予防するためにはコンドームをつけるはずです。
本番をするソープでもコンドームをつけて行うでしょう。
しかし、毛じらみは陰毛から陰毛へ感染するものなので、残念ながらコンドームでは防げません。
潜伏期間は1日~数ヶ月です。
その後に激しいかゆみが襲ってきます。
防ぎようのない性感染症ですので、どの風俗嬢も運が悪ければ感染してしまう可能性があります。
もっと最悪なのはそれで客を失ってしまうことです。
実際に、毛じらみに感染したことに気づかずに行為をしたことで常連客を数名失ってしまったという嬢もいました。
そうなってしまうと、自分のお給料も減らしかねませんので、風俗で働き始めたら自分の陰毛をチェックした方がいいかもしれません。
客の毛じらみを発見した時は行為をしない
毛じらみは肉眼でも確認できます。
客と今からしようと思った時に、陰毛に毛じらみがくっついているのを見た!という嬢もいるようです。
そんな時は無理して性行為をするのではなく、指摘してあげるのがいいようです。
そして、フェラをするのではなく手コキでしのぐのがベストだそうです。
確かに、無理してフェラしてしまうと、誤って頭髪などに感染してしまう可能性が高くなってしまいます。
また、手コキするときはできるだけ自分は衣服を着るようにしましょう。
中には、見つけたらなにもせずに返す嬢がいるようですが、お金を払って来てくれたのだから、なにもせずに返すよりは手コキでもしてあげたほうが、心象はよくなるかもしれません。
毛じらみの治療法
毛じらみにかかってしまったら、治療を行わなければなりません。
まず、根本的な解決法として、陰毛を剃ることが推薦されています。
いわゆる「パイパン」と呼ばれるものです。
パイパンになってしまえば、寄生したくても寄生できませんから今いる毛じらみを退治するのには向いています。
また、スミスリンと呼ばれるしらみ専用のシャンプーも販売されています。
スミスリンにはパウダータイプもありますので、お好きなほうをお選びください。
普通のシャンプーではなかなか退治できませんが、このスミスリンを使えば退治することが可能になります。
ただ、スミスリンは卵には効果がないので、孵化してしまえばまた激しいかゆみに襲われてしまいます。
なので、卵は付属のくしで落とし、成虫をスミスリンで退治していくのが一般的な駆除方法として知られています。
白い下着を着用するようにする
先ほども述べたように、毛じらみは陰毛に糞などをします。
そうすると、赤茶色いシミのようなものが、下着にくっつきます。
そうなると、一目で毛じらみがいるということがわかりますので、病院では、白い下着を着用するように指示するところもあるようです。
ですので、できるだけ白い下着を用意しておくようにしましょう。
特に、病院にいかずスミスリンシャンプーやパウダーで治療するときは尚更必要になります。
早く仕事をするためにも、毛じらみの動向を探るようにしましょう。
治療中は性行為をしない
毛じらみは、人から人に感染します。
コンドームでは防げませんので、毛じらみに感染してしまったら、できるだけ仕事は休むことをおすすめします。
嬢なら毛じらみにかかっても割り切れますが、客はそうはいきません。
高いお金を払っているのに、性病にかかってしまったとなると、不快に思ってしまうことでしょう。
早めに対処すれば2週間ほどで治せますので、割り切って休暇を取るようにしてみましょう。
念のため、性感染症の検査をしておく
客から毛じらみを移されたということは、その前にセックスもたくさんしていることになります。
いちいち客がどこで遊んできたかまではわからないものです。
もしかすると、毛じらみ以外の性病にも感染しているかもしれません。
特に、クラミジアなどの性病に感染していると、HIVウイルスに感染しやすくなるともいわれています。
自分を守るためにも、今後風俗で仕事をしていくためにもできるだけ性病の検査を受けておきましょう。
スミスリンシャンプーを常備しておく
風俗で働いている以上、いつ毛じらみを移されるかわかりません。
ですので、できるだけスミスリンシャンプー、もしくはスミスリンパウダーを自宅に常備しておきましょう。
そうすることで、早いうちから駆除ができます。
やはり、体で働いている以上、性病で働けなくなるのは困りますよね。
(悪質な店は性病でも働かせますが…)そうならないためにも、なるべく早めに駆除できるようにしておきましょう。
まとめ
風俗嬢をしていると、ほとんどの嬢が客から性病を移されてしまいます。
これは、職業病だと思って割り切ったほうがいいのかもしれません。
大抵のものはコンドームで防げますが、毛じらみは別格です。
毛じらみに感染して、他の客に移さないためにも、早めに適切な治療を行うようにしましょう。
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