カンジダになるとどのような症状が出るのかについて説明します。
症状の現れ方は人それぞれですが、とにかく辛いというのは共通しています。
かゆみや痛み、そして、おりものに変化が現れることが多いです。
カンジダの主な症状
とにかくかゆい
カンジダになって一番つらいのはかゆみです。
初期症状は少しムズムズするなというくらいですが、悪化すると激しいかゆみとなります。
我慢できない、眠れない、思わずかきむしりたくなるほどです。
股間のかゆみが何をしていても頭から離れることがありません。
痛みを通り越して痛いと感じる場合もあります。
チクッと刺すような痛みが激痛になっていきます。
とくに、排尿時は酷い痛みを伴うようになってしまいます。
おりものが変化
カンジダの特徴としておりものが変化します。
白く粘性のある場合が多いです。
黄味を帯びている場合もあります。
よく例えられるのがヨーグルト、豆腐のカス、チーズのカス、酒粕などです。
量はそれほど増えません。
ニオイはあったりなかったり
カンジダはニオイがある場合と無い場合があります。
カンジダにかかっているということは性器の常在菌のバランスが崩れている状態です。
カンジダ菌以外の雑菌も繁殖している可能性があるので、臭くなってしまうことがあります。
炎症を起こす
カンジダにかかると性器が炎症を起こします。
この炎症がかゆみや痛みを引き起こしたり、普段と違うおりものを分泌したりします。
性交渉痛
性器が炎症を起こしているので性交のときに痛みを感じます。
自覚症状がないことも
かゆみやおりものに変化がない場合もあります。
定期検査などで判明するパターンが多いです。
一時的にカンジダ菌が異常繁殖している場合や初期症状であるパターンが多いです。
悪化する可能性もあるので、無自覚でも治療をするようにしましょう。
風俗の仕事はしにくくなる
カンジダにかかると風俗の仕事はしにくくなります。
かゆかったり、痛かったりすることはもちろんのこと、ヨーグルトのようなおりものにお客さんが引いてしまいます。
おりものというよりも不潔にしていることによる恥垢だと思われてしまうかもしれません。
悪い噂が立つ前にしっかりと治療をするようにしましょう。
カンジダの放置は危険
カンジダを引き起こすカンジダ菌は常在菌の１つです。
元々存在していて、なんらかの原因で免疫力が下がった時に異常繁殖をして症状が出ます。
性交が必ずしも感染源とは限りません。
しかし、だからといって甘く見てはいけません。
カンジダは放置すると危険な病気です。
常在菌の異常繁殖なので、安静にしていれば自然治癒することもあります。
でも、自然治癒をあまり充てにはしないほうが良いでしょう。
悪化すれば炎症が酷くなり、爛れて血が出るようになってしまいます。
そうなると治療はとても大変になります。
別の病気にもなりやすくなります。
本来ならばカンジダは病院に行けば1週間とかからず治ります。
お金も2000円から3000円程度で済むものです。
カンジダは悪化しやすい
カンジダは自然治癒で治ることもありますが、悪化しやすい病気です。
とにかくかゆみが酷く、眠れなくなることも多いです。
眠れないと体力が落ち、免疫も落ちてしまいます。
そうなると常在菌のバランスはますます乱れます。
また、患部を掻いてしまえば傷ができ、炎症がますますひどくなります。
洗い過ぎることで傷ができてしまったり、粘膜を守る最近まで洗い流してしまったりし、ますますカンジダ菌や雑菌が繁殖しやすい環境になってしまいます。
フェミニーナ軟膏は効きません
デリケートゾーンのかゆみなので、病院に行くのが面倒なときに、ドラックストアで手軽に手に入るフェミニーナ軟膏を使おうと考えがちですが、これは間違いなので注意をしましょう。
カンジダにフェミニーナ軟膏は逆効果です。
効かないばかりかカンジダ菌に栄養をあげているようなものなのでやめましょう。
カンジダは生理前後にもかかりやすいので、カンジダではなく、
ナプキンによるかぶれだと自己判断してフェミニーナ軟膏を使ってしまう場合もあるようですが、
フェミニーナ軟膏が効かなかったり、余計に症状が悪化したりした場合はカンジダや他の病気を疑うようにしましょう。
カンジダによく似た性病も多い
カンジダの症状はおもに、かゆみ、おりもの、炎症ですが、似たような症状の性病はいくつもあります。
カンジダだろうと自己判断をしてドラックストアでカンジダ用の薬を使っているうちに悪化してしまうこともあるので、市販の薬の効果がイマイチな場合は病院で検査を受けるようにしましょう。
カンジダに似た性病には膣トリコモナス症、細菌性膣炎、子宮頸管炎、性器ヘルペス、接触性皮膚炎、皮膚掻痒症などがあります。
いずれもかゆみや痛みを伴ったり、おりものが変化したり、ニオイがああったりします。
カンジダは再発をしやすい
カンジダは常在菌の異常繁殖なので、再発を繰り返しやすいという特徴があります。
とくに、風俗嬢は再発しやすい仕事といえます。
十分に休息を取ったり、洗い過ぎず、蒸れない服装を心がけたり、乳酸菌を積極的に取り入れたりすることで、予防はできるので、できるところから心がけるようにしましょう。
市販薬を常備しておくと慌てない
何度もカンジダにかかってしまうという人は市販薬を常備しておくと安心です。
生理前後や体力が落ちている時はとくにカンジダになりやすい時期です。
少しムズムズするという時に市販のカンジダ用の膣錠を1錠使うと悪化せずに収まることもあります。
薬の効き目自体は病院で処方されるものの方が強いですが、いつでも病院に行けるものでもありません。
市販薬があれば病院に行くまでつらい思いをせずに済みます。
糖尿病の可能性も
糖尿病になると免疫が落ちるので常在菌による病気を発症しやすくなります。
カンジダを繰り返している人が全て糖尿病というわけではありませんが、最近喉が頻繁に乾く、疲れやすい、ダイエットしているわけでもないのに痩せてきたなどの変化がある場合は検査を受けてみるようにしましょう。
糖尿病はカンジダ以上に厄介な病気ですが、早期発見、早期治療で重症化を防ぐことができます。
カンジダは我慢せずに病院に
カンジダはとにかくかゆみがつらい病気です。
我慢をしてもいいことはありません。
病院に行くようにしましょう。
早期の治療ならば時間もお金もかかりません。
かゆみや痛みに耐えながらでは遊びも仕事も辛くなるだけです。
また、いつものカンジダだと放置していたら別の病気が進行している可能性もあります。
カンジダはとにかくかゆく、おりものが変わる
カンジダの症状は激しいかゆみとおりものの変化が主な特徴です。
このかゆみは夜も眠れない程で、生活にも仕事にも影響を及ぼしてしまいます。
自然治癒がないとこもないですが、我慢していてもいいことはありません。
掻きむしってしまうことで悪化してしまい、ますます治療が困難になってしまいます。
理想は初期にうちに病院に行き、処方された薬をしっかりと使い、十分に休養を取ることです。
病院に行くのが大変な場合はドラックストアを利用しましょう。
しかし、フェミニーナ軟膏はかえって症状を悪化させてしまうので、注意が必要です。
カンジダなのか、ただのかぶれなのかを見極めることが大切です。
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