風俗で頑張っている時、正直「もう辞めたい」と思っている女性もいるでしょう。
お金のためだと割り切っている女性も多いだけに、とにかく早くお金を稼いで辞めたいと思っている女性がいても不思議ではありませんが、実際に風俗を辞めた後、かつて風俗嬢として働いていた女性は幸せになれるのか。
普通の女性に戻ることが出来るのか。
その点を探ってみましょう。
案外多い、「普通に幸せ」という女性たち
風俗経験がある女性でも普通に「幸せに暮らしている」という女性は多いです。
風俗嬢として頑張っていたものの目的を達成したので辞めた後は不通の生活を送り、結婚をして幸せな家庭を築いている女性も多いです。
また、一時的にお金に困っていただけなのでお金に困らなくなったら一般職に就職し、それまでがまるで「なかったこと」かのように、普通に生活を送っている女性も多いです。
特に今の時代は風俗以外にもアダルト産業が発展しています。
それらと比べるとむしろ風俗の方が後々困らないという声もあるほど。
AVですといくら名前を変えていても映像として記録に残ってしまいます。
報酬に関しては素晴らしいかもしれませんが、自分の顔が記録に残ってしまいますので、その点で日常生活に支障をきたすケースも見受けられます。
ですが風俗の場合、顔出しNGがOKなお店も増えているだけに、風俗で働いていた過去は案外バレにくいものです。
風俗店に写真が掲載されていても上手く顔がボカしてあったり、それこそ名前とて本名ではありません。
そのため、バレるシチュエーションそのものがないので案外普通に生活を送っている人は多いです。
風俗に復帰するパターン
もちろん全員が上記のように風俗嬢を卒業した後に幸せな生活を送っている訳ではありません。
借金完済、目的達成。
様々な理由で風俗の世界を辞めたものの、結局は戻ってしまう女の子もいます。
その理由として多いのが金銭感覚です。
風俗嬢としての収入は、一般職とは比べものになりません。
人気を集めていれば一般職の月収を一度の出勤で稼いでしまうようなこともあるでしょう。
辞めた時には「これからは普通の生活を送りたい」と思っていても、一般職に就職して収入に絶句し、結局は風俗の復帰するパターンも見られます。
また、結婚したものの夫の収入だけではどうしても生活が苦しいので風俗の世界に戻る女性もいます。
「0と1」というのは大きな違いがあるもので、風俗業界未経験の女性がこれから風俗に…となると相当な覚悟が必要になります。
自分にどんな世界が待っているのか分からないだけに、不安や恐怖があるのも当然でしょう。
ですが一度風俗の世界に身を置いたことがある女性の場合、風俗のことはよく分かっていますので、未経験の女性のような躊躇がないのです。
むしろ時間が経って辛かったことを忘れるため、お金に不満が出てくると「風俗ならもっと稼げる」「風俗で働いていた時にはこんなことで困ったことはなかった…といったように、まずはお金に対しての気持ちが芽生えてくるのです。
そして次に風俗です。
お金が欲しい。
それなら風俗。
しかも経験していただけに、どんな世界なのか分かっている。
結果、風俗に復帰するパターンです。
未知の世界に飛び込む訳ではないだけに、未経験の女性と比べれば躊躇がありません。
金銭感覚も含め、生活水準は一度高めてしまうと低くするのが難しいと言われています。
それだけに、風俗を辞めたとしてもなかなか「普通の女」に戻れない女性がいても不思議ではありません。
お金に困っていないものの風俗に戻るパターン
お金に困っている訳ではないものの、風俗の世界に戻ってしまう女性もいます。
このパターンの女性に多いのが、いわゆるスポットライト症候群に近いものです。
風俗の世界は仕事で常に男性を相手にします。
お客ではありますが、異性と接することになりますので刺激もあるでしょう。
人気が出てくれば自分に気を使う男性客だって増えてきます。
男性客としても楽しい時間を過ごしたい気持ちがありますので、風俗嬢に対してお世辞くらいは言うでしょう。
これらはお金云々を抜きにすれば相当刺激的な生活でもあります。
普通の女性が日常生活の中で多くの異性に褒められるようなシチュエーションなどそうそうありません。
風俗を辞めたらそれらの刺激的な日々ともお別れすることになりますが、刺激がなくなってしまったことに対して思いを馳せる女性も多いのです。
風俗を辞めたら毎日が同じことの繰り返し。
刺激もなく単調な日々。
毎日何のために生きているのか分からない。
お金はあるものの刺激や非日常感がなくなる…すると、お金目的ではなく風俗の世界が恋しくなってしまい戻るのです。
このタイプの女性の場合、復帰の動機がお金ではないので復帰後は長らく風俗の世界に身を置くことになります。
そして「自分は普通の生活なんて無理」と自覚し、風俗の世界に長く身を置くことにもなってしまうのです。
普通の女に戻れる元風俗嬢の共通点
このように、風俗を辞めた後に普通の女の子に戻れるかどうかは結局は自分次第なのですが、大きな目安もあります。
それは風俗の世界に飛び込んできた時の生活です。
例えば多くの女性の理由でもある借金。
この場合、完済することがゴールになりますが、借金完済のために働いていますので手にするお金は多くとも実際には自分で使うお金は少ないのです。
そのため、金銭感覚がそこまで乱れません。
多額の借金を後悔し、コツコツと風俗の収入で完済する。
大金を手にしても豪遊するでもなく、返済に回して完済と共に風俗の世界を辞める。
このような女性は風俗を辞めた後は普通に暮らしている女性が多いです。
金銭感覚が乱れていないので、一般職の収入でも「これが当たり前」だと割り切れるのです。
風俗をいわば「失敗の禊」として考えている女性は、目的もしっかりしているだけに、そこまで金銭感覚も乱れず辞めた後は普通の生活も取り戻しやすいのです。
普通の女に戻れない元風俗嬢の共通点
逆に普通の女に戻れない元風俗嬢は、風俗嬢として生活している際、生活水準を高めてしまう子です。
借金、お小遣い稼ぎ…。
様々な理由で風俗の世界の門を叩くかと思いますが、その際、手にしたお金と共に豪遊してしまう女の子も多いです。
それもそのはず、それまでとは比べものにならない収入なのです。
お小遣い稼ぎであればその収入から、一気に生活が変わるでしょう。
それまで抑圧していた気持ちを抑えることなく、欲しいものが買える生活となるのです。
また、借金返済のつもりで風俗の世界に飛び込んだ女性も、収入を見て「これならマイペースに返済しすれば十分」と思い、毎月の返済はマイペースに、その一方で生活水準が高まっていくのです。
収入から、「借金なんていつでも返せる」と思ってしまい、それまで抑圧されていた消費行動を取る。
結果、生活水準が高まるので仮に完済出来たとしても、生活水準を戻せずに風俗の世界に戻る女性は案外多いです。
まとめ
風俗嬢を辞めた後にどのような生活を送るのかは自分次第ですが、鍵となるのは高収入時の生活水準です。
ここで生活水準を一気に高めてしまう消費行動に慣れてしまうと、風俗嬢を辞めたら生活を維持出来ません。
一方、風俗嬢の間もあまり生活を変えない女性は、風俗を辞めた後もそこまで生活に変化が生じないため、幸せな生活を送れている女性が多いのです。
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