マットヘルスではアナル舐めを基本プレイとしているお店がほとんどです。
アナルを舐められるのが好きな男性は意外に多く、彼女や奥さんにはお願いし辛いことから風俗嬢にそのプレイを求めてやってくるお客様は少なくありません。
お店側もそれをわかっていて「アナル舐め可能!」などと広告を打つようになりましたが、なぜそんなことを強制されなくてはならないのかと反発する女性も増え、今では基本サービスではなく女性の裁量に任せられたり、アナル舐めをオプションとするお店も増えました。
とは言えまだまだ基本プレイで必須としているお店も少なくなく、仕事だからと頑張ってプレイされている女性も多いはず。
今回はアナル舐めによって感染する危険性のある病気や、アナル舐めを回避する方法についてご紹介します。
アナル舐めはこんなに危険!知っておくべき病気について
風俗で働く上ですべての女性に付きまとうのが「性病」という危険性。
しかしアナル舐めをすることによって、性病だけでなく様々な病気にかかる危険性が伴います。
アナル舐めでは「便」「血液・粘膜」「雑菌」によってかかる病気に注意しなくてはいけません。
「便」で感染する病気
アナル舐めにより、人の便に含まれる病原体によって病気に感染することがあります。
その中でも「A型肝炎」と「赤痢アメーバ症」という病気に気を付ける必要があります。
「A型肝炎」とはA型肝炎ウイルスによって肝臓に炎症がおこる病気のことです。
B型肝炎やC型肝炎に比べると「A型肝炎」という言葉を耳にしたことがあるという方は少ないのではないでしょうか。
ですが、その患者数は年間100~300人も報告されています。
潜伏期間は2週間から7週間、平均して1か月ほどで、激しい倦怠感・吐き気・腹痛・下痢・発熱などの重めの風邪のような症状がでます。
その数日後には黄疸(目や皮膚が黄色くなる症状)があらわれ、稀に劇症肝炎とよばれる重篤な病態になることがあります。
A型肝炎は一時的な感染で慢性化することはありませんが、治療を開始してから完治するまでに約3か月もかかってしまう病気です。
「赤痢アメーバ症」とは、赤痢アメーバという原虫によって引き起こされる病気で、便中に排出された原虫が口から感染します。
毎年の死亡者数は全世界で4~7万人と言われており、アナル舐めなどのオーラルセックスが感染の原因となります。
この病気に感染すると、見た目がイチゴゼリーのような便や下痢がでるといった症状が現れます。
また排便するものがないときにでも便意をもよおしたり排便時に下腹部痛を感じることもあります。
この病気の診断を受けると、1週間ほど治療薬を服用後、2~3か月して便の中に赤痢アメーバがいなくなったことが確認できてはじめて完治とされます。
A型肝炎同様、回復までに時間を要する病気です。
「血液・粘膜」で感染する病気
HIVや梅毒、ヘルペス、クラミジア、淋菌などの病気は血液の接触や粘膜の接触によって感染します。
これらの病気については風俗で働く上で最低限知っておかなければならない病気なので、聞き馴染みのある病名かと思います。
しかし、「生でセックスしなければ大丈夫」と勘違いしている方や、認識の甘い方も少なくありません。
肛門はデリケートで出血しやすい箇所なので、見た目にわからなくても小さな傷から出血していることもあり、血液が微量であったとしてもこれらの病気にかかる危険性は十分にあります。
「雑菌」で感染する病気
肛門にはたくさんの雑菌が存在します。
これらの雑菌がアナル舐めによって体内に入り込み、様々な病気に感染してしまう可能性があります。
特に体調が優れない時などに免疫力が落ちていると風邪をひいたりのどを腫らして扁桃腺炎にかかることもあります。
またアナルの後にフェラをすることで、相手が尿道炎になってしまう危険性もあります。
アナル舐めで感染する病気の予防法は?
これらの病気にかからないためには、第一に肛門を清潔にすることです。
プレイ前には必ず洗浄するようにしてください。
アナル舐めが好きな男性の中には、汚い状態の肛門を舐められたいという変わった性癖を持つ方もいます。
わざと肛門が汚い状態で来店し、肛門を洗わずに舐めさせようとする人もいますが、そのような要望には絶対応じず、必ず綺麗に洗ってからプレイするようにしましょう。
洗いすぎは逆に肛門を傷付けてしまい逆効果になりますので、優しく丁寧に洗うことを心がけてください。
そしてアナルを舐める際には「デンタルダム」というオーラルセックス用のコンドームを装着するようにしましょう。
ですが、気を付けていてもプレイをする以上感染の危険性は必ず存在します。
定期的に検査を受けるようにし、感染してしまった場合には速やかに治療をはじめましょう。
少しでも体調に異変を感じたら早めに医療機関を受診してください。
どうしてもイヤだ!アナル舐めを回避する方法は?
マットヘルスの講習を受けると、ほぼ100%の講習担当者に「アナル舐めは出来た方がいい」と勧められることでしょう。
確かにプレイの幅は広いに越したことはありません。
それにアナル舐めを基本としているお店なら、アナル舐めをしないと「サービスが悪い」などと言われ、最悪クレームを付けられかねません。
入店前ならアナル舐めが必須かどうかを確認することもできますが、すでにアナル舐めをしなければならないお店で働いている女性はそうはいきませんよね。
どうしてもアナル舐めが苦手だという方は、以下の方法を試してみてください。
やんわり断る
アナルを舐めるようお願いされても「こっちの方がおいしそう☆」などと言ってペニスを舐めたり玉を舐めたりしてアナル以外の性感帯を攻めまくります。
舐めているフリをする
顔をおしりに近づけてアナルを指先で触ります。
その際、指は唾液やローションでヌルヌルにしておきます。
これだけでもほとんどの場合バレませんが、念のために口で音を出したり息をかけるなどして舐めているような演出をしましょう。
特に中指もしくは人差し指を曲げ、手の甲側の関節にローションをたっぷりつけてさするという方法が一番効果的でバレにくいようです。
体調不良を理由に断る
「今日は体調が優れないからお尻はやめとくね。私のどから風邪にかかりやすくて・・・」などと言って、免疫力が落ちているから雑菌の多い箇所へのサービスに抵抗があるということにしてしまいましょう。
季節によっては「冬の間はノロウイルスが怖いから」などと言い訳するのもいいです。
ただしこの方法は同じお客様には多様できませんので注意です。
まとめ
性的なサービスを仕事にしているのが風俗嬢であり、いわば風俗嬢は性行為におけるプロです。
自分のしたくないことをしなくていいのは恋人との行為のときであり、お金を払ってもらっている以上、苦手なプレイも仕事として割り切らなければなりません。
ですのでお客様が求めているプレイがルールに違反しない限り、それに答える必要があります。
とは言うものの、アナル舐めは病気の危険性や衛生的なことから抵抗のある女性は少なくないでしょう。
苦手なプレイを上手くかわしたり、お客様にバレない程度に手を抜くことは、風俗で働く女性が自分のメンタルを保つ上で必要なことです。
何もしたくないでは風俗という仕事に従事する者として失格ですが、今回ご紹介した方法を参考にしたり、先輩風俗嬢に相談してみるなどして、お客様に満足してもらいながら上手く手を抜く方法を模索してみてください。
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