ソープやヘルス店などの濃厚なプレイ内容のお仕事に抵抗がある、またはこれらのジャンルで働いていたけれども休憩のためなどの理由でメンズエステや性感エステで働きだしたと言う女性は少なくないでしょう。
メンズエステは「舐めない」「脱がない」「触らせない」の3ナイサービスということで、ソープやヘルスに比べラクなお仕事だと思っていませんか。
しかしメンズエステだからこその難しさはもちろんあります。
今回はメンズエステでのお仕事の難しい点についてと、メンズエステで指名を返すコツなどについてご紹介します。
本当は難しい!メンズエステでのお仕事
メンズエステは、お客様の全身をオイルマッサージでほぐしてあげるお仕事です。
性感エステではマッサージの後に手コキで射精まで行います。
女性はキャミソールや水着など何かしらをまとっていますが、お店の方針により基本もしくはオプションでトップレスとなることがほとんどです。
お客様から女性へのおさわりに関してもソフトタッチならOKなお店と完全NGのお店とに別れますが、基本サービスで女性がオールヌードとなることはほぼありませんし、オプションでオールヌードになった場合でも指入れやクンニなどのヘルスプレイは一切禁止としているところがほとんどです。
一見、女性の精神衛生上とてもラクなお仕事のように思えます。
しかし言い換えるならば、女性にはマッサージしか武器がないと言うことです。
性感エステだったとしても使える武器はマッサージと手コキのみです。
ソープやヘルスのようにさまざまな技をお披露目したり、いろんな道具を使えるプレイができるのならお客様を飽きさせず楽しませることができるでしょう。
ですがメンズエステでは原則男性が女性を責めることもできず、女性ができることも限られています。
このような武器の少ない状況で指名を返さなければならないメンズエステ、実はものすごく大変なお仕事だと言うことがお分かりいただけましたでしょうか?
エステで指名を返す極意その1
メンズエステでも性感エステでも、お客様に満足して頂くためにはマッサージスキルがなければいけません。
入店すれば未経験の女性でもはじめに講習を受けられるので、マッサージの初歩的なことは教わることができます。
しかしそれだけでは当然リピーターは返ってきません。
マッサージ師の資格を取れとまでは言いませんが、入店後もマッサージレベルを向上させるための努力は必須です。
いいお店ならマッサージ講師が常駐していていつでも講習を受けられる環境を用意してくれています。
また、自分自身でさまざまなマッサージ店に通うこともおすすめです。
もみほぐしやちょっと高級なエステ店、整体など、様々なジャンルに通って色んな人の施術を受けてみてください。
上手い人とそうでない人とがわかるようになるはずです。
上手い先生を見つけたら、数回その人のところへ通いましょう。
その人から技を沢山盗んで、お客様で練習すればいいのです。
「ちょっと新しいマッサージ方法教わったんで練習させてもらっていいですか?」なんて一言を付け加えればほぼ全員が快くOKしてくださいます。
あらかじめ練習したいと付け加えた上で「人に試すの初めてなんですけどどうですか?痛くないですか?」と感想を聞けばほとんどの人が正直な感想を聞かせてくれます。
そうすれば自身もマッサージレベルが上がりお客様獲得につながりますし、練習台にしたお客様もあなたが上達するにつれ「うまくなったね」とほめてくれるでしょう。
練習台にしたお客様には、「私が上手くなる前からご贔屓にしてくださって、もう長いお付き合いになりましたね」なんて会話もでき、ますますあなたを指名してくれるようになります。
エステで指名を返す極意その2
風俗系のエステ店で、マッサージ自体にはあまり期待していないと言う男性も多少はいますが、ほとんどのお客様はお色気に加えてマッサージもされて全身で気持ちよくなりたいからこそ抜きメインのお店ではなくエステ店を選んでいるのです。
つまり、マッサージが上手いと言うのはメンズエステで働くうえで当たり前のことです。
マッサージのスキルに加え、相手の体に合わせたマッサージを提供すると言うのも指名を返すうえで大切な気遣いの一つです。
講習で教わった通りのマッサージだと全体的をまんべんなくほぐすことになりますが、肩が凝っている人は肩を入念にマッサージされたいはずです。
ならばあまり疲れていない部分は軽めの施術にし、お客様がされたい箇所をしっかりマッサージしてあげれば施術後のお客様の満足度は変わってきます。
「どの辺が一番疲れていますか?」
「今までマッサージで揉み返しが起こったことはありますか?」
「力加減弱かったり強ければおっしゃってくださいね」
など、こまめに気遣いの言葉をかけましょう。
たったこれだけの気遣いでも喜んでくれるお客様は多いものです。
エステで指名を返す極意その3
どんなにマッサージが上手くても、たんたんとマッサージをして「ハイ終わり」では、お客様は二度と返ってきません。
マッサージをされたいだけであれば格安のもみほぐしや整体でかまわないのです。
メンズエステ店など、若くて綺麗な女性にマッサージをされたいのは体だけでなく心も癒されたいからです。
そしてお客様の心を癒すために欠かせないのが「会話力」です。
例えばコース時間が90分の場合、1時間半(性感エステなら半分の45分程度)もの間マッサージをすることになるわけですから、その長い時間をマッサージに徹して無言になってしまうとお客様は全く癒されず、ただ高いお金を払ってマッサージを受けただけになってしまいます。
この長い時間、お客様を癒すためには楽しい会話で盛り上げる必要があります。
人見知りな方や無口な方など様々なタイプの方がいらっしゃいますが、どんな方とでも会話を続かせられるようなネタを常にいくつか用意しておきましょう。
エステで指名を返す極意その4
これまで紹介したテクニックに加え、男性が「あなた」を指名することに欠かせない最大の要素は「二人だけの秘密」です。
これは決してこっそり過剰サービスをしろというわけではありません。
むしろ過剰サービスをしすぎるとお客様にとってそれが当たり前となり、あなたにとっても負担となるためストレスにしかなりません。
二人だけの秘密の作り方とは、「本来あなたができないこと」をお客様には特別にしてあげると言う方法がベストです。
例えばお店に用意されているオプションの中で、オールヌードなどをプロフィール上はNGにしておきます。
当然NGにすることでネット指名などは入りにくくなるかもしれません。
しかし、あなたが本指名としてそのお客様にまた来て欲しい、あるいは指名で返ってきたお客様には、特別にオールヌードオプションをつけてもいいと伝えましょう。
オプションなのでサービス料はしっかりもらってください。
中にはタダでサービスしてよと言ってくるお客様もいるかもしれませんが、「このお店にはお世話になってるしこれからも頑張っていきたいからお店を裏切るようなことはしたくない」などと言えば大抵のお客様はちゃんとオプション料を払ってくれます。
こうすることで、あなたにとっても相手を選んでどこまでのサービスを提供するかを自分で判断できるメリットがあります。
男性は自分にだけ心を開いてくれたと特別感を感じることができます。
そしてお客様につけてもらったオプションはきちんとお店に報告しましょう。
これはあくまで、サービスの範囲内のことだけでお客様を特別扱いするための方法だからです。
お店には、「自分が大丈夫だと思ったお客様にだけOKするのでプロフィール上はNGにしておいてください」と伝えておけば大半のお店がよしとしてくれます。
オプションなどのプレイに関することでなくても、プライベートの一部を話すなど、何をお客様との秘密ごととするのかは自由です。
同じことをすべてのお客様にしていても、「二人だけの秘密」としてしまって構いません。
ようはお客様に「あなただけ特別」と感じさせられればいいのです。
まとめ
ご紹介した内容をまとめると、メンズエステで指名を返すためには「マッサージ力」「気遣い」「会話力」「秘密の共有」が必要になります。
これらのバランスが取れた接客は決して簡単ではありませんが、できるようになれば確実に指名が返ってくるようになります。
メンズエステ店で働く女性は、男性を満足させられる武器が少ないからとすぐに過剰サービスをしてしまい、自分自身を辛くしてしまう方がとても多いです。
しかし、決められたサービスの範囲内だけでも十分お客様を満足させ指名を返すことは可能です。
メンズエステで指名が返せないと言う女性は、まずはご自身のプレイ内容を見つめ直してみてはいかがでしょうか。
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