通常風俗店に勤務していている女性たちの多くは自分が風俗嬢だとは感づかれたくないと思っています。
それでも世間一般で風俗嬢の特徴なるものはうかがい知ることができます。
こんな質問があります。
- デリヘルで働いている女性がラブホ前で通りすがりの男性にお店を聞かれたらどうしたらいいのだろう?
- 答えた方がいいのだろうか?
- それとも無視?
- 自分がデリ嬢と雰囲気でわかってしまうのだろうか?
このような疑問を持っているデリ嬢に向けて、今回はこういう特殊なケースを想定した上でデリヘル嬢のすべき対応や、実際にはどのようにしているのかなどを検証していきます。
風俗嬢の数
このケースに関連しての検証をすすめるに先立ち、日本全国で一体風俗嬢はどれくらいいるのかを見てみましょう。
2016年の統計(非公式)によると日本全国で風俗店舗数は約10,000店あるとなっています。
その風俗店に勤務する風俗嬢は平均して1店舗につき30人とすると、全国規模で30万人の女性が風俗関連のお店で働いていることになります。
幼女から高齢女性までを含めた全女性の中でも風俗で働いていると想定される19~55歳までの女性の数は、約3,000万人ですから単純計算しても100人に一人は風俗関連業務に従事しているという結果になります。
ということは自分が通った学校の同窓生や勤務してきた会社の同僚などの中にも過去風俗で働いた、あるいは今現在も働いているという女性がいるかもしれないということです。
風俗嬢の特徴
風俗とは女性がお客に性のサービスを提供する業種ですが、風俗には
- ソープランド(女性とお客が入浴してサービスを受ける本番もありの風俗)
- 店舗型ヘルス(本番なしで女性がお客に性的サービスを提供するシステム)
- デリバリーヘルス(性的サービスを提供するお店がホテルやお客の自宅に女性を派遣するシステム)
- 性感エステ(回春マッサージなど個室でマッサージを通してお客に性的サービスを提供するスタイル)
- ピンクサロン(女性が手や口などを使ってお客に性的サービスを提供する個室のないお店)
- セクシーキャバクラ(通常会話のみの接客形態のキャバクラに性的サービス提供が許されているお店)
- イメージクラブ(女性が様ざまなコスチュームを着てお客がイメージする役になって性的サービスを提供するお店)
などがありますが、ここでは一般でよく言われているこれらの店に勤務する風俗嬢の特徴をあげてみます。
- 一般女性よりもブランドバッグを持っている可能性が高い。
- 高級風俗嬢を除き、普段着る服にあまりお金をかけない。仕事をするときは裸がユニフォームなので普段の服に気を使わないことの方が多い。
- 天候や時間に関わらずサングラスをかけていることが多い。
- 香水の匂いがきつい。
- いつでもイソジンやマウスウォシュの臭いがする。
③デリ嬢の特徴
デリヘルは風俗の中でも唯一箱を持たずに女性がお客のところへ派遣されるシステムで、近年急速に伸びてきた風俗業態です。
それではこのように特出しているデリヘルに勤務するデリ嬢の特徴をあげてみましょう。
デリ嬢には上記であげた風俗嬢の特徴の他にプラスして以下のような特徴があります。
- デリヘルの場合は箱がないのでお客と会う時にいつも大きなバッグを持ち歩くことが多い。
- 私物バッグとトートバッグの2つを持っていることが多い。
- 繁華街やラブホ街近くに待機事務所をもつデリヘルに勤務していると、お客が待つラブホ街を一人で歩くことが多い。
- 高価なブランドバッグと着ている服がアンバランスなことが多い。
- 仕事が終わった後はノーメイクのスッピンで帰ることが多い。
一般デリ嬢に比べ高級デリヘル嬢が気をつけていること
デリヘル高級店に来るお客というのは、それだけ高いお金を払える富裕層のお客がほとんどですから、ファッションや小物に対しても見る目が肥えているので、そういうお客を相手にするデリ嬢たちも着るものや持ち物には人一倍気を使っています。
彼女たちは上から下まで下着、靴、持ち物などトータルでバランスがとれた格好をするように心がけています。
洋服は派手すぎず、個性的過ぎず、またカジュアル過ぎてもダメで、自分に似合った色合いで適度に女性らしさが出せる服を選び、ヒールも適度の高さがあって且つシンプルで高級感があるものを履いています。
高級デリヘルに所属する女性たちは容姿はもとより普段の立ち居振る舞いもそれなりのレベルが要求されます。
モデルやスチュワーデスといっても通用するデリ嬢が多く、いかにもデリ嬢という雰囲気は出していません。
デリ嬢がラブホ前でお店を聞かれた場合の対処法は?
ラブホ前で女性にお店を聞くということ自体、その男性は余程の風俗好きということができます。風俗を利用することはあっても普通は通りすがりの女性に中々聞いたりはできないものです。
ですからその点を踏まえて、店を聞いてきた男性を将来の顧客にしたいのであれば、勤務している店を教えてもいいでしょうし、それとも全然感じのいい男性だと思わなければそのまま無視してもいいでしょう。
これはケースバイケースなので一概にどんな対処をしたらいいのかは決められません。
そこで次では実際に起こったケースを見てみましょう。
掲示板に投稿された実際の体験談:デリ嬢から
- 接客が終わり一人で乗っていたビジネスホテルの帰りのエレベーターで、若い格好いい男性に聞かれたので店を教えた。
- ラブホ近くの通りで「可愛いね、お店教えて」といわれたけれど、シカトしたら文句を言われた。
- イケメンで好みのタイプだったらどこで聞かれても店を教える。
- 「どこのお店?」ではなく「いくら?」と聞かれて、たちんぼに間違われて気分が悪かった。
- 声かけられて光栄と思って将来のお客としてお店を教える。
- これも営業の一環として余程変な男性でない限りは自分の店を教える。
掲示板に投稿された実際の体験談:お客から
- ラブホ前でもビジネスホテル近くでも可愛い娘でデリ嬢っぽかったら、お店を聞いてみる。
- コンビニ前でタバコ吸って一服していたら出てきた女の子二人にデリの名刺を渡された。
- 本当は聞いてみたいけど実際にデリ嬢じゃなかったら失礼だから聞かない。
- もしデリ嬢だったらぜひ呼んでみたいから、ダメ元で思い切って聞いてみる。
一見してデリ嬢だとはわからないようにするには?
もし一見してデリ嬢だとはわからないようにしたいというのであれば、ここでご案内した風俗嬢とデリ嬢の特徴にでてきたスタイルをできる限り抑えることです。
いくつか具体例をあげると、
- バッグは一つに統一する。
- 仕事が終わったら帰る前に多少メイクをする。
- トータルでバランスのとれた服装をする
- 暗くなったり、お天気の悪いときはサングラスをかけない。
- あまり匂いのきつすぎる香水はつけない
まとめ
日本のように性関連の仕事がこれほど多岐に渡っている国は他にはありません。
これは紛れもなく日本人の繊細さと器用さが関係しています。
本番に対してのソープの捉え方やその他性行為なしでの様ざまなサービスの形態などがいい例です。
風俗嬢としての営業を考えると一見して風俗嬢とわかるのも一概に悪いこととはいえません。
自分がデリ嬢としてのある種の誇りを持っているのであれば、品位を保ちつつデリ嬢として自分を売っていくのも悪くはないでしょう。
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