ストリッパーの年収or収入はかなり良いと言われています。
しかし、ストリッパーはお仕事として長く継続していく上では問題も多く、特に日本では長くストリップを行うことは難しいといわざるを得ません。
お金を稼ぐ目的で行うのであれば、短期間集中で行うことを目指して、比較的安全性の高い事務所などに入ることが必要となりそうです。
ストリッパーってどんなお仕事?
まずはストリッパーのお仕事の状況をチェックしてみましょう。
ストリップショーは大衆的であり、日本でも古くから知られている男性たちの楽しみの一つです。
しかし、今現在日本でストリッパーとして生きるのは意外と大変なこととなります。
ステージ上でストリップをするダンサー
ストリッパーは基本的にはダンサーであり、劇場のステージ上でストリップダンスを踊るダンサー、踊り子です。
ストリップとは裸になってエロティックな踊りを踊ることですが、ただ単に裸を観客に見せれば良いということでもなく、芸術的な面も求められます。
つまり、ボディラインや肌つやなどの外見的なものも備えており、観客を楽しませるようなダンス技能や雰囲気なども持っていることが必要です。
昔からあるが廃れてきた職業
ストリッパーやストリップ劇場というのは、日本でも古くからあったもので、一時は男性たちの人気となっていたものです。
女性たちも生活を立てるためや夢をかなえるためなどで、ダンサーになる人も多かったと聞きます。
とは言えども、女性が男性にあらわな姿を見せて踊るストリップは明るい職業ではありませんし、ダンサーのなり手も減ってきています。
また、ストリップという興行が受ける時代ではなくなってきており、警察の手入れも増えてきたことで、ダンサーは活躍の場を失ってきています。
ダンスのレッスンやボディケアは必須
ストリッパーとしては、裸を見せることと美しく、ある意味では芸術を表現するための鍛錬が必要となります。
そのため、ダンスの技能を磨くためのレッスンや人前で肌をさらせるためのボディケアは欠かせません。
隠すことの出来ないものなので、自分の素材を磨き続けて、魅力を放つ体でいることが必要です。
レッスンやケアは厳しく、甘えは体に出るため許されません。
AV女優との掛け持ちが多い
ストリッパーは人気商売ですし、話題性のあるダンサーは受けます。
そのため、AV女優が掛け持ちの仕事として行うのに適しており、女優の出演は劇場でもありがたいものとなります。
一方でストリップダンサーのみで働こうとしている女性は、知名度も低く人気も取れません。
何の実績もなくダンサーになって稼ぐには難しい仕事です。
日本では違法となる可能性も
昔の日本の社会では普通であったストリップも、今の日本の法律からすれば違法となってしまう可能性もあります。
風俗業界でも違法性が疑われて厳しくなっていますが、ストリップも同様で、摘発の恐れもあります。
ストリッパーの年収or収入、仕事内容は?
ストリッパーの現状をチェックしたところで、具体的な仕事の状況を見てみましょう。
年収や収入の良さ、実際の仕事内容などを見て、自分にできる仕事かどうかを確認してみましょう。
意外とハードな内容を求められることもあるため、安易に「目立ちたい」という気持ちだけで働くことは危険です。
年収or収入はいくらくらい?
ストリッパーの収入は意外と良く、月20日程度のショーの出演で30万円程度は稼げる人もいます。
ショーの開催と出演は10日程度続くことが多く、比較的安定して稼げそうにも思えます。
しかし、これは人気のあるストリッパーの収入であり、人気のないストリッパーでは稼げないこともあります。
劇場でのストリップダンスが基本
ストリッパーのお仕事の基本は、ストリップダンスです。
ダンサーとしてダンスの技術も必要ですが、それ以上に男性の観客たちを夢中にしてしまう色気や表現力も重要となります。
ステージ上で着ていた衣装をゆっくりと脱ぎながら美しいダンスを見せます。
ステージ上でのAV女優のようなことも
ストリッパーのダンスは、ただ単に芸術的で済むばかりではありません。
劇場によっては男性の観客との絡みなどもあり、不特定多数の人の前で性的なことを行うこともあります。
ステージ上で、観客の中から選ばれた男性とセックスをしているところを見せるショーもありますし、男性のダンサーとそのような行為をしてみせるものもあります。
また、美しさやエロティックだけでなく、女性器を使って余興のようなことをさせられる場合もあります。
AV女優の売り込みに使われている場合も
ストリッパーはそれだけで独立したお仕事ですが、副業としてAV女優が参入していることも多く、AV女優が自分の知名度や人気を高めるために使っていることもあります。
劇場側も女優の出演するショーは人気となるため積極的です。
事務所に所属して安全に
いきなり素人女性がストリッパーとして働くのは難しいものですし、無理な条件を出されてしまうこともあります。
そのため、働きたい場合には事務所に所属してそこから仕事を請けるようにすることが必要です。
ストリッパーの活躍の場所が減っている現状でも、事務所を通すことで仕事の口も見つかりやすくなります。
ストリッパーのリスクと回避方法は?
ストリッパーはどちらかというと今の日本ではあまり流行らない職業といえます。
また、違法性も高まっており、つかまるリスクまで増えています。
そのため、ストリップのお仕事をしたい場合にはリスク管理もしておくことが大切です。
警察の摘発のリスク
ストリップのお仕事でもっとも注意したいのは、警察による摘発のリスクです。
公然わいせつとして女性器をさらす行為は違法となる可能性が高くなります。
ストーカー被害のリスク
風俗や水商売と同じように、女性の性を売る職業をしていることでストーカーに遭う確率は高くなります。
ストリップのダンサーに憧れを抱いた男性に付けねらわれたり、おかしな液体を振り掛けられるなどの事件に遭った女性も多く見られます。
売れないストリッパーは首に
ストリップ劇場やストリッパーの需要も減ってきており、ダンサーの仕事場も少なくなっております。
そのため、これからストリッパーをしたいと思っても仕事に就くのは狭き門であり、売れなければ首になってしまいます。
AV女優やセクシーモデルなどの傍らで仕事をしている美しく話題性のある女性たちと張り合っていけないのであれば、働く場所すら得られないかも知れません。
海外のストリップショーを目指す
日本のストリップ劇場では、リスクが多く活躍の場所も減っています。
それでも自分の力を試したい場合には、思い切って海外のストリップショーを目指すのも良いでしょう。
世界的な人気グループでは、採用条件も厳しくなりますが、自分が通用するかを確認する良いチャンスです。
また、フィリピンやタイなどに渡ればストリップが認められている国もあります。
やっても副業レベルで
今現在、日本でストリップをやりたい場合には、万が一仕事がなくなっても問題ない程度に留めておくことが必要です。
あまりハードな内容は収入が良くても摘発の恐れがあるため、やっても小遣い程度、副業レベルの範囲に留めておきましょう。
まとめ
ストリッパーは日本ではすでに廃れたといっても良いお仕事です。
誇りを持ってやっている女性や人気の高いAV女優兼業ダンサーなどもいますが、これから一からスタートするのは難しいでしょう。
ストリップの違法性も心配なので、安全第一で行うか海外を目指すことをおすすめします。
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