風俗嬢によって評価が分かれる「貸し切り制度」。
お店によって貸し切りがあるお店とないお店がありますが、これから風俗業界に飛び込もうという女性のために今回は貸し切りについて解説していきます。
そもそも貸し切りとは何?
貸し切りとは、文字通りお客さんが風俗嬢の出勤時間の枠を買い取ることで、お店によっては外出ができるところもあります。
ヘルス、ソープ、デリヘルなどで貸し切りを行っています。
外出があるお店の場合は感覚的にはキャバクラやラウンジ、スナック、クラブなどの同伴に近いものがあり、普通に食事に行ったり、買い物に出かけたり、映画を見に行ったり…と言った具合に店外でデートをする感じになります。
水商売系と異なるのはそれにホテルに行ったりとピンクなイベントが追加される場合がある点くらいではないでしょうか。
ちなみに外出がないお店の場合は買い取った時間分お店で一緒に過ごす形になります。
お店によりますが最大で一日あたり24時間の貸し出しをしているお店もあるようです。
貸し切りの料金は高いので、長時間の貸し切りをするお客さんは全体的には少ないですが、全コマ貸し切りを希望するお客さんは少なからず存在します。
相場としては6時間程度で10万円から、高級ソープでは一日で200万円もの貸し出し料がかかるお店も存在します。
そこまで行くとなかなか一般人には手が届きそうにはありません。
お客さんにとって貸し切りとは
オキニ(お気に入りの風俗嬢)を独占できる点が最大のメリットです。
自分が好きな風俗嬢の時間を買い取ることによって、その風俗嬢が他のお客さんに接客しなくて良いので安心する、という人もいれば、お店のみで遊ぶのがマンネリ化しているから、オキニと外出して新鮮さを味わいたいというお客さんもいるようです。
風俗嬢にとっての貸し切りのメリット
風俗嬢にとって貸し切りは「ラッキー」な出来事です。
ワンセットで2回や3回発射したいというお客さんを一日中相手にしなくて済むためです。
例えば6時間の貸し切りでその間ずっとセックスできるお客さんは稀ですから、1~2回発射したらそのあとはリラックスした時を過ごせます。
外出可能なお店であれば、例えば映画館デートに行く場合は映画を見ている間は会話をしなくてもいいですし、映画が終わったあとは映画の感想など話題にできるネタも増えます。
ホテルに行く場合もその手のお客さんは高級ホテルを予約してくれるような人もおり、風俗嬢にとっても非日常的な時間を楽しめる場合も。
また、お買い物に連れてってくれて思いっきりショッピングを楽しませてくれるお客さんや、遊園地や少し遠出の観光、自分ではいかない(いけない)ような高級レストランや料亭などに連れてってくれるお客さんもいます。
レアケースではありますが一日だけに留まらず何日も貸し切りしてくれるお客さんも中にはいるようです。
そんなわけで貸し切ってほしい!と思っている風俗嬢は少なくありません。
少数派ですが中には貸し切りをしてくれるお客さんと結婚する風俗嬢もいるようです。
風俗嬢にとっての貸し出しのデメリット
貸し出しをすればその日の手取りは高いので実に有難くはあるのですが、貸し出しが苦手な風俗嬢もいます。
理由は数点あります。
他のお客さんにつけない
貸し切りをしたことによって今後の指名につなげられる新規フリーのお客さんにつけなくなってしまう点です。
たまに貸し出しが入るくらいであればラッキーととる風俗嬢も多いですが、あまりにも連続してしまうと、新規客の開拓ができなく、結果貸し出しをしてくれるお客さんが突然切れてしまった場合、収入が下がってしまうためです。
細客、常連、適度に貸し出しをしてくれるお客さんのバランスが大切です。
一緒にいる時間が長すぎて苦痛
気が合うお客さんであれば貸し出しはむしろオアシスのように感じる風俗嬢が多いですが、そうでない場合は苦痛でしかありません。
ホテルに行って、泊まりのコースにしたのにやることやったらテレビもつけずに無言…
貸し切りは有難いけれど、お客さんが言う事全てがネガティブすぎて心が病みそう…
キモ客なのに絶倫で何回もやろうとしてくるから苦痛…なんてパターンも。
貸し切りはお金はいいですが、お客さんによってはお店の2時間コースなら耐えられても一緒にいる時間が長すぎると疲れてしまうこともあります。
そもそもあまり会話でのコミュニケーションが苦手だからキャバクラなど水商売でなく風俗を選んだ…という風俗嬢にとっては貸し切りは面倒にしか感じない、と考える人が多いようです。
お客さんが重くなる
特に貸し切りで外出できるタイプのお店の場合、お客さん目線では“金銭で身体を売買している風俗嬢”ではなく“恋人”とデートをしている感覚に陥る場合も少なくありません。
つまりお店の中で会っていないという時点でお客さんの中で風俗嬢との関係性のボーダーラインが曖昧になるのです。
単にお金に余裕があってたまにはこういうのもいいんじゃないの、と綺麗に遊ぶタイプのお客さんであればあまり問題はありませんが、のめりこむタイプのお客さんは風俗嬢に結婚を迫ったり、実家に連れていくなど、貸し切りをするたびに段々と重くなっていくケースもあり、またお客さんがストーカー化してしまうなど身の危険を感じるケースも少なくないようです。
そのため、お客さんがあまりにも本気な場合は収入は度外視でそのお客さんをNGにする風俗嬢もいるようです。
お客さんと外で歩くのが嫌
イケメンのお客さんならデート気分で貸し出しを楽しめそうですが…そうでない場合は一緒に手をつないで歩くのは苦痛という風俗嬢は実に多いものです。
そして貸し出しをしてくれるお客さんでイケメンの人は全体の1パーセントくらいしかいないと断言できます。
特に地元のお店で働いている風俗嬢の場合はキモ客と一緒に歩いているのを家族や知ってる人に見られたらどうしよう…なんてハラハラしてしまいそうですよね。
しかしながらキモ客やオジ客に限ってイチャイチャしたり、恋人気分を道行く人にひけらかしたいという人が多いようです。
そういった事情から人妻や地元出身の風俗嬢は外出アリの風俗店の貸し切りは最初からNGにする人が多いようです。
特に結婚している場合はバレたら一巻の終わりですから、そうなるのも自然の流れですね。
貸し切りは相手を見極めてするべき
お店で会っている段階で外で会ってとしつこいお客さんは貸し出しをOKするとよりしつこくなる危険性もあります。
貸し出しは断ることもできるので、本当にキツイのであれば断ってもいいんです。
中には貸し出しで自分の家など密室に連れ出そうとしてくるお客さんもいますが、お客さんが逆切れしたりした場合、逃げられないというリスクや、実は盗撮が目的だったなんて場合がないとは言えないので、自宅は避けるべきです。
また相手の素性がわかるまではドライブや泊まりなども避けたほうが無難かもしれません。
また貸し出しが終わって、自宅に送ってくれようとするお客さんもいますが、自宅がバレるとストーカー化した場合にリスクが高まります。
余計なトラブルを避けるためにもスマホはロックして勝手にアドレス帳やSNSを見られないように設定したり、SNSはやっていない設定にするなど何らかの対策をとったほうが良いでしょう。
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