風俗の仕事をしているなら、一度は客に言われたことで傷ついたことがあるでしょう。
「なんでこの仕事してるの?」とか、デリカシーのない質問をズケズケと聞いてくる客はどこにでもいるものです。
そんな客に言われてショックなことをまとめました。
そしてうざい客のやり過ごし方について考えてみましょう。
うざい客タイプとして次の3つに分けられると思います。
無自覚型
相手が傷つくことを想像できないタイプです。
例えば「どうして、こんな仕事をしてるの?」や、「あの(ブスの)芸能人に似ているっていわれない?」などを聞いてきます。
本人は相手を傷つけるつもりはないのです、純粋に思ったことを聞いてしまう性格なのでしょう。
相手のことを思いやる気持ちがあれば、こんな質問はできません。
ですが、悪意なくズケズケとこんな質問をしてしまう男性が風俗の客には多いのです。
なぜでしょうか?その理由の一つとして以下のようなことがあります。
風俗に来る男性の中には「女性にもてないから風俗に来る」という男性が多くいます。
彼らが女性にもてない理由として「相手の気持ちを思いやることができないから」ということがあるでしょう。
もし、相手の気持ちを思いやることができるのなら、素人女性と付き合うことができて風俗に来る必要もないでしょう。
現代では生まれ育った環境により、まったくコミュニケーションを磨くことなく大人になる男性がいます。
彼らは一人で努力したり友達としゃべったりすることはできますが、他人とのコミュニケーション能力に欠けているところがあります。
「こんなことを聞いたら失礼かな?」といった想像ができないのです。
なので、初対面の人には無口になるか、キャッチボールできない会話になるかどちらかになってしまうのです。
そんな人とはどうやって接客すればいいのでしょうか?
できるのなら「それは失礼だと思いますよ」とやわらかく言えばいいのです。
でも、そんな風に言える雰囲気ではないこともあるでしょう。
そんなときはもうちょっと柔らかく「それはヒミツです」と笑顔でいえばOKです。
いずれにせよ正直に対応することはありません。
ボキャブラリー貧弱型
褒めようとしているのに、ボキャブラリーが貧弱でけなしているように聞こえてくる人もいます。
「体格はいいよね!」とか「B型かAB型でしょ?」などです。
本人にとってはスタイルをほめているつもりでも言葉が出てこず、スタイル=体格として使ってしまったのです。
血液型も人によっては誉め言葉のつもりが、まったく逆の効果をもたらすことがあります。
「とってもさばさばして気持ちの良い性格だ」という意味で「B型かAB型でしょ?」と聞く人もいるのです。
彼らもまたコミュニケーション能力が欠如しているといえますが、そんなことを聞いてしまうのも理由があるのです。
それは緊張による言葉の欠如です。
男性は風俗に来れば興奮します、興奮状態は緊張と似ています。
普段はすんなりできる日常会話でも、緊張していたらできなくなることがあるでしょう。
風俗嬢にとって風俗は日常ですが、客にとっては非日常なのです。
「こんにちは、よろしくお願いします」ですら発声できなくなるくらい緊張することだってあります。
それでもなんとか会話をしようとして、墓穴を掘ってしまったりするのです。
他にも「昔付き合っていた彼女に似ている」とか「この前あそこにいなかった?」などうざい質問をしてくることがあります。
それもすべて緊張によるボキャブラリー欠乏症からくる質問なのです。
客は「昔付き合っていた彼女」といえば、嬢は喜んでくれると思っているのです。
もしくは本当に似ているのかもしれません、いずれにせようまい誉め言葉がみつからないから出てしまった言葉なのです。
「この前あそこにいなかった?」などもストーカー気質を感じる気持ち悪い質問です。
ですが悪意があるわけではありません、ついついそう思ってしまったから質問してしまっただけです。
客からすれば「え~いないよ~」とか「え?どうして知ってるの?」というリアクションを期待した質問なのです。
無神経ですが悪意があるわけではありません、客も何とかコミュニケーションを取ろうとしているのです。
その結果、初対面では聞かないような質問をしてしまうことがあるのです。
それもこれも風俗という非日常からくる緊張、そしてボキャブラリーの欠如からくるものなのです。
なのでもし、失礼なことを言われても受け流しましょう。
そして客を観察するのです、きっと緊張しているか興奮している状態でしょう。
失礼な質問は、彼らにとって会話のキャッチボールを試みた結果なのです。
とんでもない暴投ですが、まともに受け答えてはいけません。
緊張している客に対して、まずやるべきことは緊張をほぐしてあげることです。
そのためには、質問をされるよりこちらから質問しましょう。
なるべく答えやすくて、どうでもいい質問でいいのです。
なんどか受け答えをしているうちに、客の緊張もほどけてくるはずです。
本当に性格が歪んでいる型
客にショックなことを言われるときは、客には悪意のないことがほとんどです。
でも、たまに悪意があっていってくる性格のゆがんだ客もいます。
「シミ増えた?」とか「ブスだね~チェンジ」など平気で言ってくる無神経な客です。
耐えがたい客ですが、もし我慢できたのなら指名を入れてくれる有望な客になるかもしれません。
ひどい言葉も指名をガンガン入れてくれるなら耐えることができるでしょう、無神経な言葉をつかってくる客は常連になる可能性が高いです。
なぜなら、そんな客は女性にもてないからです。
性欲や仕事のストレスを癒してくれる女性とつきあうことができません。
性格が歪んでいるから風俗を利用するしかないのです、金を持ってくるカモと割り切って接客しましょう。
また、悪意のある別のパターンとして嫉妬があげられます。
本気で風俗嬢と付き合えると思っている勘違いに多いのですが、何度か指名したら「俺の女」といった態度をとってくるのです。
下手にメールやSNSなどを教えたら、粘着してくるので非常に疲れるタイプです。
キッパリとした態度を取ったらキレてくるので、もっとも扱いずらい客といえるでしょう。
「今日何食べた?写メ送って」など日常生活にまでかかわってくるので警戒しましょう。
いくら指名を入れてくれる常連でも、仕事以外の時間を削ることはありません。
プライベートまでうざい客に付きまとわれたら、精神的に病んでしまうでしょう。
なので無神経な客に神経を使うことはないのです、無神経には無神経に対応しましょう。
本当にダメだったら店員にNGにしてもらうことが一番です。
接客業は人間と人間どうしの仕事です、どうしても生理的に無理な客は存在するのです。
まとめ
言葉とは難しいもので、言葉を発した人の思いが伝わらないことがあります。
客に言われたショックな言葉というのは、だいたい悪意のないことがほとんどなのです。
でも悪意のあるなしにかかわらず、受け取り手である嬢にとっては精神ダメージを食らうことに変わりはありません。
気にするなといっても気になるでしょう、なのでできることは心の準備をすることぐらいです。
コミュニケーションが下手な人ほど女性にもてません、女性にもてないから風俗に来るのです。
だから会話のキャッチボールができない人や、相手を思いやることができない人が来るのは当たり前なのだと。
そう割り切って心の準備をしましょう。
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