スマホを使っている人の多くがLINEなどのSNS系のアプリに登録し、日々利用しています。
気軽にメッセージを送れるなど、LINEは使い勝手が良いSNSのサービスであるのと同時に、簡単に知らない人と仲良くなれるツールでもあるといった危険性が内在しています。
LINEの国内での利用と人気
日本におけるLINEの使用者数は国内だけでも約6800万人ほどと言われており、単純な計算になりますが、日本人の二人に一人以上はLINEを使っている計算になります。
スマホにインストールをし、名前や電話番号などのプロフィールを入力することで簡単に登録を済ませ、サービスを利用することができるLINEは今やスマホを使っているユーザーにとってなくてはならない存在です。
LINEを使っているユーザーは若者だけではありません。
社会人の利用も多く、今や必須のコミュニケーションツールともいえるでしょう。
そのような背景もあってか、流行のモノに鈍感な中高年の人ですら、LINEを使い、若い人たちとやり取りをするほどです。
プライベートのみならず、職場の連絡手段としても使用している現状を鑑みるに、今更LINEの使用を止めるというのは難しい状況かもしれません。
世の中にはLINEに限らず、様々なSNSがありますが、その中でも特に人気のあるアプリがLINEです。
そんなLINEを使っていないと、グループの輪に入れなかったり、スマホで円滑にコミュニケーションが取れなくなったりなど、何かと弊害もあります。
登録自体は無料で簡単に出来るので、よほどの事情がない限り、LINEを使用していないスマホユーザーはいないでしょう。
スマホを持っている人は基本的にLINEも使用していると考えた方が良いかもしれません。
出会い系サイトとLINE
出会い系サイトといえば男女の出会いを目的としたSNSであり、援助交際や犯罪の温床になりやすいサイトとしても知られています。
現実社会において、男女が知り合う出会いの場というのはなかなかありあせん。
学生のように、一箇所に大勢の男女が集う場所となると、大人になると職場くらいです。
しかし、男性ばかりの職場や、女性ばかりの職場、そもそも人が集まりにくい職場となると出会いのチャンスそのものが減ってしまい、なかなか恋人を作る機会にも恵まれません。
そのような人にとって出会い系サイトはネットを通じて異性と知り合える場所になるのですが、実際にはサクラが多かったり、仮に出会えたとしても援助交際であったというケースが多いようです。
出会いが欲しくても、サクラや業者ばかりの出会い系サイトでは出会えない、それでは一体どうすれば知り合えるのでしょう?そのような疑問に応えてくれるのが、LINEなのかもしれません。
LINEは国内でも有数の人気のあるSNSです。
登録者数も多く、そのほとんどがサクラではありません。
そもそも登録者は出会い目的で登録しているわけではないので、LINE側としてもサクラを用意する必要すらありません。
ちなみに、男性が出会い系サイトを利用する場合、登録自体は無料で出来るサイトが多いのですが、メールを送信するなど、女性へアプローチをするたびに費用が発生することが大半です。
その点、LINEはどれほどメッセージを送ろうともお金がかかることがないので、費用を気にせず、出会いを探したい人にほど、役立つSNSになります。
愛人やセフレも見つけられるSNS
女性の貧困化などが社会問題となっている昨今、たとえ愛人やセフレという形でも良いから経済的な援助をしてくれる男性と知り合いたいという女性の数は少なくないでしょう。
それ以外にも恋人がいなくて寂しかったり、たまたま暇で一緒に遊んでくれる人が欲しいと考えた時、異性を探すことがSNSならば実に簡単なのです。
出会いを探しているのはなにも男性ばかりではありません。
お金が欲しい女性が愛人を探す目的でLINEを使用することもあるでしょう。
たとえお金に困っていなくても、旦那が仕事で留守にしている間に、浮気相手を探す人妻もいるものです。
膨大な登録者数を抱えているLINEは、サクラの心配もなく、安心して異性を探すための新しいツールとなっているのかもしれません。
LINEでセフレを募集するやり方
LINEのアプリをスマホにインストールし、登録をすれば、すぐに愛人やセフレを探せるのかというと、そのようなこともありあせん。
愛人やセフレを探そうと思った時、LINEとは別のセフレ募集板や、愛人募集板といった、別のSNSを利用して愛人やセフレを探すことになります。
そのような他のSNSを通じて異性のIDを手に入れれば、あとはLINEでIDを登録するだけで今後は無料でメッセージのやり取りができるようになります。
LINEが送れるのはメッセージばかりではありません。
スタンプはもちろんのこと、画像や動画も簡単に送ることができます。
顔写真を送信することで、簡単にお互いの顔を確認し、待ち合わせ場所で集まることもできるでしょう。
もしもLINEを通じて知り合った相手が近所に住む人であれば、出会うことにそれほど大きな障害はありません。
愛人になるのか、それともセフレになるのかは、その後じっくりお互いに話し合えば済むことです。
出会い系アプリの危険性
LINE以外にも出会い系アプリは世の中に多くあります。
その中にはLINEに匹敵するような、膨大な登録者を抱えているSNSもあるでしょう。
それらを利用して愛人やセフレを見つけることが可能なわけですが、そのような出会い方には当然ながら危険がつきものです。
これが結婚相談所などであれば、第三者によって身元がしっかりしている同士が知り合うわけですので、お互いにそれほど警戒する必要はないです。
しかし、出会い系アプリは一体、誰が身元の証をたててくれるのでしょうか?本当に目の前にいる女性、もしくは男性は成人なのでしょうか?
もしもプロフィールを偽り、たとえば未成年なのに成年だと申告し、それを信じて出会い、淫行などをした場合、通報されて逮捕されるのは未成年者ではなく、成年側になります。
さらに、たとえ出会わずとも、猥褻な画像を送信しただけで逮捕される事案もあります。
例えば成人が猥褻な動画や画像を写真し、それを未成年者に送信すると、通報される事案となります。
本人は安全にLINEを使用しているつもりが、思わぬところに罠があり、ハマってしまうところがSNS系アプリの怖いところです。
特にお互いに面識のない男女が知り合いになる際には注意が必要です。
LINEが出会いのツールとして使えるということは、それを利用する悪質な業者もいるということに他なりません。
お金をくれるような素敵な愛人がLINEを通じて見つかったと思ったら、実は悪質な業者で、メッセージのやり取りをしているうちに個人情報を盗まれてしまったといった被害に遭うケースもあります。
他にもLINEを使用しているつもりがいつの間にか悪質なサイトへ誘導され、高額のお金を要求するといった詐欺まがいの手口もあります。
安全にLINEを使用するための注意点
LINEには簡単に知らない人と出会えるという利便性がある一方で、危険がつきものです。
それでもLINEが多くの人たちの間で使われている以上、自分だけ使わないということはできないでしょう。
なにより仕事で使っているという場合は、使用を止めたくとも出来ないものです。
では、どうすれば安全にLINEを使うことができるのでしょう。
安全に利用する一番良い方法は、そもそも出会い目的で使わないとしっかり自重することです。
怪しい人からのメッセージには答えず、無視するのが良いです。
さらに、LINEが推奨しているセキュリティや、暗号コードなどのシステムはしっかりと利用し、第三者から個人情報が抜き取られないように保護を万全にした方が良いです。
芸能人のLINEのデータが流出し、不倫が発覚したといったニュースが世間で騒がれていますが、このような事件は何も著名人だけに限った話ではありません。
LINEのメッセージの記録はどこから流出するのかわからないものです。
もしもそのデータの中に猥褻な画像や動画があり、それが流出した時のことを考えると、迂闊にLINEで変なメッセージも送れません。
もしもLINEに卑猥なデータがあるようでしたら、できるだけ早急に消去しておいた方が良いでしょう。
それが後々になって身を助けることに繋がるかもしれません。
LINEなどのSNSは、危険なことをせず、安全に使用すれば、友人知人と円滑にコミュニケーションができるより良いツールです。
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