日給保証や最低保証とは?風俗嬢によって金額は違うの?
風俗の求人情報などを見ていると、日給保証や最低保証という単語をよく見かけます。
これらはどちらも同じ意味で、出勤すればその保証額を必ず支払うということです。
完全歩合制である風俗のお仕事で給料が保証されているというのはどうことなのでしょうか。
今回は風俗店におけるお給料の保証制度についてご紹介します。
そもそも保証って何?
日給保証または最低保証とは冒頭での説明通り、仕事の本数が少なくて稼げなかった日でも約束した金額を必ず支払うというものです。
例えば保証額が3万円だった場合。
ある日の日給が2万円にしかならなかったとしても、その日のお給料として3万円が支払われます。
1本もお仕事に行けなくてお茶となってしまうはずの日でも保証がついてれば3万円を確実に受け取れます。
例え仕事に行っても行かなくてもとにかく保証額を下回る金額しか稼げなければ保証額を必ずもらえるので、閑散期でも安定した収入が見込めます。
大抵が1日単位で保証額を定めていますが、出稼ぎ店や一部のお店では一定期間内の稼ぎで保証をつけているところもあります。
例としては、1週間で20万円稼げなければ最終日に不足分を補った給料を渡すというものです。
保証つけたらお店は赤字にならないの?
働く女性にとってはありがたい保証制度ですが、そんなことをしたらお店は赤字になるんじゃないかと疑問に思う方もいるでしょう。
例えば、
- 客単価平均2万円
- 女性へのバック5割
- 雑費は日給から10%
のお店である女性に1日2万円の保証を付けたとします。
女性が2本のお仕事に行けば、バックは2万円になります。
ですが雑費代として10%が引かれるので、女性の日給は18,000円となります。
この場合保証額の2万円を下回っていますから、お店は2万円をお給料として支払うことになり、2,000円の損失のように思えます。
しかし、女性は2本お仕事に行っているということはお店はお客様から4万円を回収しているということになります。
女性に2万円を渡したところで赤字にはなりませんし、この条件のお店の場合1本でも仕事に行かせれば赤字となることはありません。
つまり、保証額を上回る額をお客様から回収できればとりあえずプラスは出るので保証を出しても赤字にはなりません。
とは言え女性が1本も仕事に行けなかった、もしくは保証額よりもお客様からの回収額が少なかった場合には当然赤字です。
これを原価割れと呼ぶこともあります。
お店は赤字にさせないためにも保証のついている女性にはフリーの客をたくさんつけるなどして何とか仕事に行かせようとしますので、よほど暇な日や閑散期で来客数自体が少ない日でなければそう簡単にマイナスがでるようなことはありません。
私も保証が欲しい!どうすれば保証をもらえる?
とてもおいしい日給保証。
そんな制度があるなら自分も保証をつけてもらいたいですよね。
ですが、保証は誰でも簡単にもらえるわけではありません。
風俗店は原則歩合制ですから当然です。
保証がもらえるかどうかには大きく4つポイントがあります。
その4つとは、
- お店に保証制度があるかどうか
- 女性に保証を出す価値があるかどうか
- 定められた条件を守れるかどうか
- 店長や社長など、決定権のある人間に好かれているかどうか
です。
お店に保証制度があるかどうか
そもそもお店に保証制度がなければ保証をもらうことは出来ません。
大きなグループや高級店なら保証を出してくれるお店は多いですが、小さいお店ではほとんど期待できないでしょう。
求人情報などでは「誰でも高額保証約束します!」なんて謳い文句も見かけますが、実際には出していないというところも少なくありません。
まずはお店に保証制度自体があるかどうかの確認が必須です。
女性に保証を出す価値があるかどうか
女性に価値があるかどうかは保証を出す上で非常に重要です。
保証を出す価値があるかどうかとは、お店に在籍させることでお店の売り上げに貢献できそうかどうかということです。
容姿がよくて今後人気が出そうな女性や、爆発的な人気で絶対に他店に渡したくない女性、出勤率が少ない曜日でも必ず出勤してくれる女性など、やはりお店にとってプラスになる女性でなければいけません。
定められた条件を守れるかどうか
保証をもらうためには当然保証をもらうための条件が用意されます。
例え赤字が出なかったとしてもたまに来るような自由出勤の女性や遅刻・当欠の多い女性に保証をつけてまで働いてほしいとはお店側も思いません。
設けられる条件は、お店や女性によって異なります。
「1日8時間以上で日給2万円保証」と軽い条件で保証をもらえている人もいれば、「週5日以上のレギュラー出勤、1日10時間以上、写メ日記1日5件以上更新で日給3万円保証、本指名数月15本以上いかなければ翌月から保証はなし」と厳しい条件を付けられている人もいます。
その他、ホームページ上で顔出し必須、風俗関係のマスコミの取材を受けなければならないなどさらに厳しい条件を付けられることもあります。
どんな条件を付けられるかは女性次第ですが、どんな条件を付けられたとしても1回でも遅刻や欠勤があったり、1度でも条件を守れなかった場合にはすぐに保証を切られます。
普段からまじめに出勤している方でないとそもそも保証をつけてもらうことは難しいでしょう。
店長や社長など、決定権のある人間に好かれているかどうか
これは保証をもらう上で最も重要なことです。
女性に保証を付けるかどうかの決定権を持っているのが社長なのか店長なのかはそのお店によりますが、決定権を持つ人も結局は人間です。最終的には好き嫌いで判断します。
どんなに本指名のお客様をたくさん持っている女性でも、決定権を持つ社員に良い印象を持たれていなければ保証をつけてもらうことは容易ではありません。
媚びを売ったりゴマを擦る必要はありませんが
- 出勤日には遅刻せず出勤
- 大きな声でしっかりあいさつ
- 言われなくても写メ日記を更新
- 待機室で寝たり他の女性に迷惑をかけるようなことはしない
- 暇な日があっても文句を言わない
など、普段からまじめな勤務態度を示しておけば自然に好かれるようになりますし、お店もそのような女性には少しでも力になりたいと思ってくれるはずです。
保証がついても口外禁止!
同じお店の中でも、保証をつけてもらえる女性とそうでない女性がいます。
そして保証がついている女性でも、Aさんは3万円、Bさんは5万円など条件に差があります。
「あの子には保証があって私にないのはおかしい」「あの子より私の方が保証額が少ない」「私の条件の方が厳しい」などなど、保証がついているかどうか、その保証額がいくらなのかということは周りに知れ渡ると必ずトラブルになります。
風俗では高収入目当てで働いている方がほとんどなので、どの女性もお金に関することには特にシビアでデリケートです。
また、そんなデリケートなことをペラペラと他人に口外するような女性はお店からの信頼を失い、保証を切られたり冷たい態度を取られてしまうようなことにもなりかねません。
保証をもらっている方は、そのことについてはお店と自分だけの秘密にし、絶対に口外してはいけません。
まとめ
保証は誰でもつけてもらえるわけではありませんが、大手グループの系列店では比較的つけてもらいやすいです。
保証をつけてもらう交渉がしたいなら大手グループの系列店への入店がいいでしょう。
自分ではうまく交渉できないという方は、スカウトに相談してみることをおすすめします。
最後に、これまでまじめに働いていた女性でも保証がついてからモチベーションが下がったという方は非常に多いです。
受付終了ギリギリの時間、保証がつく前までは「あと1本だけでも行きたい!」と前向きに考えていたのが、「どうせ行っても行かなくても今日は保証額だから行きたくない」と消極的に考えてしまうようになります。
写メ日記に手を抜いたり積極的な営業メールをしなくなったりと怠慢が目立つ女性はとても多いです。
お店はあなたを信用して保証をつけているのですから、何もしなくてもお金がもらえるという発想はせず、毎日保証額を上回れるよう努力を続けましょう。
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