初めて風俗で働こうと考えている女性、または今働いているお店とは違うジャンルで働いてみようと思っている女性にとって、入店前の面接は緊張しますよね。
どんなことを聞かれるのか、個人情報は守られるのか、講習と称してお店のスタッフとセックスさせられてしまうのではないかなどなど、さまざまな不安があることでしょう。
しかし、普通のバイトと違い基本的には合否はありませんし、お店のコンセプトに合わない女性でも系列のお店を紹介してもらうこともできますから、あまり意気込む必要はありません。
今回は風俗の面接の流れをご紹介します。
履歴書は不要です。顔写真付きの身分証明書だけ持っていきましょう。
普通のバイトであれば顔写真付きの履歴書を用意しておく必要がありますが、風俗での面接には履歴書は不要です。
ただし、年齢確認のために身分証の提示は求められ、コピーも取られます。
保険証など顔写真がついていないものは不可とするお店が多いので、免許証やパスポート、マイナンバーカードなどを用意しておきましょう。
この時に提示した身分証に本籍地の記載がなければ住民票の原本を求められますが、住民票は入店が決まってから後日提出で問題ありません。
後日提出しますと言って何年たっても一向に提出してこない女性も多いので最悪は提出できなくても構いませんが、入店することになったらとりあえず「後日提出します」と伝えておきましょう。
まずは必要事項の記入をしましょう。
風俗店に面接に行くと、まずは個室に通され、2~3枚の紙を渡されます。
そこへ必要事項の記入を求められ、記入している間に面接官は免許証のコピーを取りに行きます。
渡される紙は、
- プロフィール用紙
- 誓約書
- 個人情報利用等同意書
などです。
プロフィール用紙には、
- 希望する源氏名
- スリーサイズ
- 年齢
- 趣味や休日の過ごし方
- チャームポイント
- 好きな男性のタイプ
- 得意プレイ
- 初体験の年齢
- 性感帯
- 希望日給
- 出勤可能曜日
- 風俗経験の有無(有の場合は前の店の店名と源氏名)
などをアンケート形式で記入します。
下3項目以外はお店のホームページに掲載するプロフィールを作成するために使用されます。
スリーサイズはわからなければ空白にしておいても構いませんが、本当のことを書いてもホームページに記載されるのはその情報を基にお店側で詐称したサイズですので、体型に自信がない方も心配する必要はありません。
その他の項目もわからない欄は空白にしておけばお店側が適当にプロフィールを作成してくれますが、お店のホームページに掲載するプロフィールを作成するための物なので、嘘でも男性ウケの良さそうなことを書いておいた方がいいでしょう。
またプロフィール用紙にはそのお店のオプション一覧が記載されていて、できる・できないを選択形式で記入する必要があります。
できそうにないプレイは遠慮せずにしっかりNGと書きましょう。
中には働いてお金がたまったらどうしたいのかなど目標を書かせるお店もあります。
これは女性がだらだらと風俗に居座ってしまわないよう、短期間で稼いで短期間で辞めることを後押しするためです。
記入欄にこのような項目を設けているお店やグループは働く女性を大切にしてくれ、スタッフの質も良いことが多いです。
次に誓約書についてです。
誓約書には、
- お店のルール違反行為をした場合クビにされても文句はいいません
- 暴力団とのかかわりを持ったりや違法ドラッグの使用はしてませんしこれからもしません
- 辞める前には予め報告します
- お客様を直引きするような行為は絶対しません
と言った内容が記載されていて、誓約書に記載の内容を破った場合には罰金数百万円払いますと付け加えられていることもあります。
内容をしっかり確認し、問題なければ住所と生年月日の記入と本名で署名します。
最後に個人情報利用等同意書です。
プロフィール用紙や誓約書には、名前・住所・生年月日など面接者の個人情報が記入されます。
またお店は面接者の身分証のコピーをとりますので、面接者から複数の個人情報を取得することになります。
- 取得した個人情報は絶対に悪用しませんよ
- こういう場合に個人情報を使用するんです
という内容が書かれていますのでこちらも内容を確認し、問題なければ本名で署名します。
ちなみに、しっかりしているお店はこのように個人情報利用等同意書などをきちんと用意していますが、適当なお店はこのような書面を用意していないこともあります。
個人情報利用等同意書が用意されているかどうかでお店の質を確認することもできます。
面接では何を聞かれる?面接の大まかな流れ。
こうして書類への記入が終われば、いよいよ面接がスタートです。
面接はお店の店長が行うことが多いですが、グループの社長やお店のスタッフが代理を務めることもあります。
どこのお店の店長も女性の扱いには慣れていますので、気さくに話しかけてきてくれるでしょう。
怖いお兄さんが出てきていきなり裸にさせられるなんてことは絶対にありませんので安心してください。
質問される内容は記入したプロフィール用紙を基に、
- 風俗経験の有無
- 1日どのくらい稼ぎたいか
- 得意プレイや対応可能オプション
- 出勤可能曜日、時間
- 彼氏や旦那はいるか
- 顔出しは可能か
- 風俗情報誌などのメディアへの出演は可能か
- お店のコンセプトやバック、プレイについての説明
などを話します。
これらの回答によって採用の合否に影響があるわけではなく、入店前の認識合わせという感じで面接というよりは条件確認という言葉の方がしっくりきます。
この時に気になることや不安なことはしっかり聞いておいてください。
どんな些細なことでも入店前に確認することで入店後のトラブルを未然に防げます。
服装やメイクは?気にかけておくべきことはある?
面接時時の服装は普段着でかまいません。
就活生のようにスーツを着ていく必要もなければ薄めの化粧でなければいけないということもありません。
ただし、特別指名料をつけてもらったり日給保証の交渉をする前提であればそれなりに身なりを整えておいた方がいいでしょう。
彼氏と遊びに行くときのような服装や化粧がおすすめです。
ちなみにタトゥーに関して厳しいお店は結構多いです。
タトゥーを入れている方は面接時に隠しても後々バレることになりますので、必ず正直に申告するようにしましょう。
風俗なのに不採用になることがあるって本当?
どこの風俗店でも基本的にいつでも女性を募集しています。
なので不採用になることはめったにありませんが、高級店やコンセプトをかなり大事にしているお店では不採用になることもあります。
そして完璧な不採用となる場合の断り文句は「合格の場合は後日連絡します」です。
風俗店では即日採用ですので後日に結果をだすようなことはほぼありません。
合格の場合のみ連絡すると言われた場合に連絡が本当に来ることはありませんので、この言葉を言われてしまった場合には不採用だったのだと気付きましょう。
ちなみに風俗店で不採用になる場合には次のような理由があります。
まずは高級店で不採用となるケース。
高級店は容姿の優れた女性しか雇いません。
高級店に太った女性や見た目がさほど良くない女性が面接に行っても受け入れてもらうことは難しく、不採用になったり「今うちのお店は人が余ってて全然稼げないから、こっちのお店でどう?」と系列店を紹介されることになります。
そしてコンセプト重視のお店。
素人女性や女子大生、ロリ系の女性のみを在籍させているお店に30代以上の女性や派手なギャル系の女性が面接に行ってもまず受かりません。
こちらも同様に他店を紹介されるか不採用とされます。
このように、お店のコンセプトに合わないという理由だけなら他店を紹介されることの方が多いです。
人手不足の風俗業界でせっかく面接に来てくれた女性を手放すのはもったいないので、せめてグループ店で働いてほしいと考えるからです。
しかし系列の他店を紹介されることなく不採用になる女性には、
- 態度や言葉遣いがあまりに悪い
- 清潔感がない
- 連絡もなく遅刻してきた
- 目立つタトゥーがある
と言った原因が考えられます。
風俗と言えども仕事の面接なのですから、一般常識やマナーには十分に注意しましょう。
まとめ
面接後の講習や体験入店はお店のジャンルによって異なってきますが、どのお店も面接自体はご紹介した通りの流れであることがほとんどです。
面接だからと言って緊張しすぎず、お店と自分とが希望を確認しあう場所と捉える方がいいでしょう。
また、面接はお店が女性を判断するだけでなく、女性がお店を判断する場でもあります。
お店の清潔感やスタッフの活気など、お店の質をさりげなく確かめておくことをおすすめします。
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