看板譲とは、名前の通りお店の看板娘と言えるほどに人気があり、毎月ランキングで1位をキープし続けたり、ホームページのトップ写真として使われるなど、そのお店の代名詞と言える女性のことです。
看板嬢ともなればお仕事はほとんど途切れることなく安定して高収入を得られるようになります。
では、風俗店で看板嬢になるためにはどうすればいいのでしょうか。
また看板嬢となることで伴うリスクについてもご説明します。
看板嬢になるために必要なこと
看板クラスの女性ともなると、本指名はもちろんパネル指名やネット指名も増えることで、ますます高収入を得られるようになってきます。
しかし、簡単に看板嬢になれるのかというとそうではありません。
看板嬢になるためには何が必要かと考えるとき、大抵の人が
- お客さんからの人気がある
- 本指名をたくさん返せる
- 顔が可愛い
- 丁寧な接客ができる
などをあげることでしょう。
確かにこれらのことは看板嬢となるうえで当たり前で絶対に欠かせませんが、看板嬢となるためにはさらに必要とされることがあります。
それは、
- 風俗情報誌などのメディアへの露出ができる
- レギュラー出勤している
- 長期間勤務している
- スタッフからの信頼がある
と言ったことです。
冒頭でも説明した通り、看板嬢はありとあらゆるサイトや媒体に顔や名前を晒され、「○○ちゃんのいるお店」として知られることになります。
当然お店が広告を出すとなれば、看板嬢はその情報誌やサイトへの写真掲載を承諾しなければなりません。
また、メディアへの露出が増えることでその女性への問い合わせは増加します。
看板嬢と遊びたくてそのお店に問い合わせをしているにも関わらず、いつ電話しても予約が取れないとなるとお客様はお店を利用してくれないかもしれませんので、看板嬢はたくさん出勤して「いつでも会える」イメージを定着させなければなりません。
そしてお店の広告塔ともなると、簡単にお店を辞めることもできなくなります。
風俗では入店して数日で飛んでしまうような女性も多数いますが、いつ飛んでしまうかわからないような女性にお店の広告塔を務めさせるわけにはいきませんので、ある程度在籍期間があり、且つこれからも働いてくれる見込みのある女性でなければいけません。
さらに欠かせないのはお店のスタッフからの信頼です。
どんなに在籍期間だけが長くても遅刻や早退、当欠が多い女性だと、お客様からの問い合わせや予約を断ったり時間変更をするようなことが頻発し、クレームに繋がってしまいます。
つまりお店の看板嬢となれる女性は、お客様からの評判がよく、お店にとって都合のいい女性でないといけないということです。
看板嬢になるとどうなる?
お店のホームページのトップや雑誌の表紙を飾る看板嬢になることで、当然変化が生まれます。
最も大きく変わるのは、ネットや写真指名が劇的に増えるということです。
休みなく仕事がつくような日も多く、出勤前に完売となることも少なくありません。
そして、出勤日数が増えるということも覚悟しておく必要があります。
お店のスタッフから出勤を促されるからというのも一つの理由ですが、予約で埋まりやすい看板嬢は本指名のお客様が予約を取りづらくなってしまうということもあるので、せっかくの本指名を獲得すべく、お客様の希望日に合わせて出勤日を増やしたり、お一人様限定出勤をするようになるからです。
もちろん忙しくなる分、お給料にしっかり反映されますし、お店によってはマスコミ手当を支給してくれるようなところもあるので、収入が増えるという点も嬉しい変化です。
実は苦労の方が多い…看板嬢の苦悩
指名も増えてちやほやされて、お給料も増える!
看板嬢ともなればたくさんメリットがあるようにも思えますが、実は苦労の方が多いのです。
では、看板嬢のもつ苦労とはどんなものがあるのでしょうか。
ネットで叩かれる
風俗嬢ならほとんどの人がネット掲示板での書き込みを気にしているのではないでしょうか。
看板嬢ともなるとお客様だけでなく在籍女性からの注目度も高まりますから、余計に話題に上がりやすくなり、あることないこと悪口を書かれるようになります。
「基盤だった」「簡単にヤれた」「パネマひどすぎ」「全然可愛くない」など、心無い誹謗中傷に病んでしまう女性は非常に多いです。
さらに、事実無根の情報を鵜呑みにしたお客様から無理な要求を強いられるようなこともあり、心労は絶えません。
メリットのないお仕事にも率先して行かされる
例えば他の在籍女性がお客様からクレームを受けたなどして、その火消し役に看板嬢がつかされることはよくあります。
お店にとって看板嬢は、絶対にお客様を満足させてくれるだろうと自信をもっておすすめできる女性です。
他の女性がクレームを受けた時などには「お詫びにうちのトップクラスの女性を」と、お客様がまたお店を利用してくれるように看板嬢を破格または無料で接客につかせるなどの対応をとります。
もちろんお店から信頼されているのでこのようなお仕事を任せられるのですが、お客様からの回収金が少ないと、本来もらえていたはずの指名バックをもらえないなど女性へのお給料にも影響します。
また、「お客さんがまだ怒っているんじゃないか」「どうやってなだめればいいんだろう」などと無駄に頭を悩ませてしまうことにもなります。
ナンバーを維持することへのプレッシャー
風俗で働く上で若さとは強みです。
しかし誰しも必ず歳は取りますし、長く勤めているとどんどん自分よりも若い子が入店してきます。
今どんなに本指名客をたくさん持っていても、いずれお客様は他の女性に乗り換えていってしまいます。
それでもずっとナンバー入りをキープするというのは非常に難しいことですが、看板嬢はランキング入りできて当たり前と思われているので、その女性がお店に在籍し続ける以上人気をキープし続けなければいけません。
いつか抜かれてしまうのではないか、本指名がどんどん減っていってしまうのではないかというプレッシャーや不安から、お店のルール違反となる行為を積極的に行ったり、サービス費の一部を自分で負担してでもお客様を呼んでリピート数を稼ぐ女性も少なくありません。
身バレするリスクが高まる
ネットや風俗誌への露出が増えると、その分多くの人の目に留まることになります。
当然、身バレのリスクは高まります。
また、風俗を引退した後でも情報は残ります。
お店のホームページからプロフィールが消えてもその他のページや風俗誌に掲載された情報は簡単に消えません。
風俗を辞めた後にも風俗歴がバレてしまうリスクを背負って生きていくことになります。
可愛くてお店のスタッフからちやほやされてたくさんお金を稼げているなど、一見うらやましく見える看板嬢ですが、実は裏で大変な苦労を背負いつつ、お店の看板も背負っているのです。
まとめ
看板嬢となっている女性には責任感の強い女性が多く、「ランキングを下げたくない」「初めて会うお客様にがっかりされたらどうしよう」などの不安を常に抱えています。
看板嬢がお客様を満足させられなければそのお客様は二度とお店に来なくなるかもしれないし、周りからはうらやましく見える存在なので妬みのタネにもなりやすい…
実は大変な役回りだということをご理解いただけたのではないでしょうか。
それでも看板嬢を務めることで、収入は格段に上がります。
風俗で自分がどこまで行けるか試してみたいという女性は、お店の看板嬢になるということを目標にしてみるのもいいのではないでしょうか。
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