風俗はつらい仕事です。
世間体もそうですし、自分の精神も段々と追い込まれていきます。
好きな人が出来た場合は申し訳なるということもあるでしょうし、なかなか人に言える職業ではありません。
しかし、万物がそうであるように、風俗の仕事をしていてもそう悪いことばかりではありません。
この仕事をしてよかったこと、というものも必ずあります。
そこで、ここでは風俗の仕事をしていてよかったこと、後悔したことをいくつかまとめていきたいと思います。
風俗をやってよかったと思ったことは?
全くないという人もいますが、ほとんどの人が何かを挙げていました。
以下に、それを列記し、1つずつ紹介していきたいと思います。
自由に使えるお金がたくさん手に入る
これが一番多いようでした。
仕事なのですから、お金が手に入るのは当然です。
しかし、1日で2万円以上を稼ぐのは風俗でなくては難しいことなのです。
普通のOLやアルバイトで1日2万円を稼ぐのは到底無理なことでしょう。
更にそのお金は、借金がないのであれば自由に使うことが出来ます。
普段はいけないような高級店で買い物をしたり、旅行に行ったり、エステなどに行ったりと、お金の使い道は無限大です。
いざ風俗の仕事を辞めても、預金口座や財布にあるお金を見ると、「やってよかった」と思い返すことが出来ます。
風俗の仕事をやる一番の理由にもなるくらいですし、やはり高額な給料が貰えるというのは、非常に大きなモチベーションになっているようですね。
色々な人間に出会えて、人脈を作ることが出来た
風俗の仕事をしていると、色々な人間に出会います。
普段接客するお客さんもそうですし、スタッフ、同業者など、風俗はたくさんの人と関わる職業です。
そうして人と関わってくるうちに、連絡先を知っている人や、よく話す人が出てきます。
そういった人の関係は風俗の仕事を辞めても続くことが多く、困ったときに相談したりする、よい友達になる場合が多いようです。
そういった人と人との関係は何者にも代えがたい、大切なものとなることもあります。
もちろん、風俗関係の人なんかとは一切合財かかわりたくないという人もいるようです。
しかし、場合によっては一生のパートナーである夫が元客であったり、元店員であったりもします。
人間関係は自分の居場所になりますし、最高の宝物にもなりうるのです。
振り返ってみると、そうした人間関係を獲得したことが、「やって良かった」と思う理由であることが多いようです。
男性の扱いに慣れた
風俗の仕事をしていると、当然ですがたくさんの男性と関わることになります。
その結果、男性の扱いに慣れたという人もいるようです。
例えば、自分の言いたいことを仄めかすだけではなくしっかりと伝えること、男性の喜ぶ仕草や言動など、そういったことを覚えたおかげで、日常生活にも役に立った、という人が多いとか。
風俗以上に男性と密接に関わる仕事もないので、長く勤めれば勤めるほど、この傾向はより大きくなると思われます。
男性が苦手だったけれど、風俗の仕事をやってからは物怖じせずに何かをいえるようになったという人もいるようです。
もちろん、男性の扱い方というのは何も精神的な面だけではありません。
普通の女の子よりもたくさんの性経験をするので、夜のテクニックも上達しますし、どこを触れば男性が喜ぶのか、ということもわかります。
肉体的・精神的な面の両方で「男性の扱いになれた」ということが良かったと思う人も少なくないようですね。
自分に自信がついた、綺麗になった
たとえお世辞でも、「綺麗だよ」「かわいいよ」といわれれば嬉しいものです。
お客さんは出来るだけ風俗嬢に気に入ってもらいたいため、よく上記の言葉を口にするのではないでしょうか。
結果として、自分に自信がついたという人もいるようです。
お客さんだけではなく、店員や店長もよく容姿のことを褒めてくれるので、おかげで自分に自信がつき、強気な化粧をすることを躊躇しなくなった、という声もよく聞きます。
さらに、よりお客さんを掴むため、あるいは自分に自信を持った結果として、自分が「綺麗になった」と感じる人もいるとか。
綺麗になればそれだけお客さんの数も増えますし、お金も稼げて一石二鳥です。
それほど美容に関心がない人でも、お客さんや店長に期待をかけられれば自然と綺麗になれますし、風俗に行った結果、モデルのような綺麗さを手に入れたという人もいます。
また、セックスや性感を感じる行為には美容効果、健康効果があることもわかっているので、結果として「艶っぽくなった」「色っぽくなった」と言われる人も多いようです。
美容は女性にとって大きな関心ごとです。
それをいわば商品としている風俗業に身をおけば、それだけ勝手に高まっていきます。
その結果として綺麗になり、「よかった」と思う方もいるようですね。
風俗をやって後悔したことは?
風俗をすることで後悔することも多いようです。
特に身元バレしてしまうと、周りの友達からも一歩置かれるようになり、友達がいなくなって後悔したということもあるとか。
そんな風俗嬢たちの体験談から、よく聞く「後悔したこと」を紹介していこうと思います。
金銭感覚が壊れてしまった
風俗はお金がたくさん手に入る職業なので、いつの間にか金銭感覚が壊れてしまい、後悔したという話はよく聞きます。
例えば、高級品や高級な食事ばかりに手を出し、風俗を辞めた後でもそれを止められずに浪費……と、かなり深刻な問題になることも多いとか。
最悪の場合「風俗で稼げばいいから」と借金をしてしまい、それが膨れ上がった破産、という女性もいるようです。
また、いざ昼の仕事に復帰しても、「たったこれだけ?」と金銭感覚が大きくズレてしまうこともあります。
大きく稼げる反面、こういったところで後悔をする人も多いようですね。
性病にかかってしまった
性病は、風俗をする上ではかなり大きな問題です。
特に見た目から判別できない性病は防ぐことも難しく、生尺プレイを強いられるお店などではコンドームで予防することも出来ません。
結果、性病にかかってしまい、病院へ行って後悔ということが多いようです。
風俗をする以上、性病のリスクは覚悟しなければなりません。
それをわかって働いてはいるものの、いざ自分の性器や口の中などに異常が出来ると、風俗なんてしなければよかった、と後悔をする人もいるようですね。
性行為が全く気持ちよくなくなってしまった
彼氏とのセックスが全く面白くなくなった、という話はよく聞きます。
そもそもセックス自体が嫌いだという人もいるにはいますが、風俗で性行為を多く経験した結果すれてしまい、彼氏との幸せな時間を実感できなくなったという人もいるようです。
求めてくる彼氏に応対しきれず、仲が冷え切ってしまったという人もいるくらいですから、難しい話ですよね。
もちろん、客と彼氏との性行為は別だと割り切れる人もいるようですが、やはり行為自体に嫌悪感を抱いてしまう人もいるようです。
よかったこと後悔したことは人によって様々!
風俗は夜の仕事です。
働く女性は、アルバイト感覚であれ、必死な境遇であれ、何らかの事情が存在しています。
だからこそ、やってよかったことばかりだという人もいますし、よかったことなんてない、という人も居ます。
結局のところ、後悔するか、よかったかと思うのは人の感じ方次第だと思います。
嫌々やっていれば後悔することが多いでしょうし、逆に前向きにやっていけばそれなりに良いと思えることも増えてくるのではないでしょうか。
せっかく働くのですから、出来るだけ前向きになれるよう努力したいところですね。
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