あなたは営業トークを意識していますか?
あれこれ考えるのが大変だったり、同じことをつい毎回使っていたり、決めセリフがなくて悩んだりすることもあるかもしれません。
今回は例を挙げながら営業トークを考えていきます。
人によって言うのが苦手な言葉もありますので、自分流に変えながら作ってみて下さいね。
どんな営業トークをしていますか?
はじめてのお客さんには
新規のお客さんには営業トークは大事ですよね。
なんと言っても常連さんになる可能性を秘めているのですから。
もし連れに渋々付き合って来たのだとしても、風俗になにかしらのイメージを抱いてきたのだとしても、もやもやを覆してものすごく良い印象を残してあげられたら、それは素晴らしい風俗嬢のテクニックです。
どんなトークをしているのでしょうか?
「なんかかっこいいね」「イケメンだよね」
このあたりはほぼすべての人に言っている風俗嬢もいるのでは?
定番中の定番トークですよね。
自分も「可愛いよね」と言われたら嬉しいのと同じように、男性だって悪い気はしません。
お世辞と分かっていても嬉しい気持ちは分かりますね。
「あなたのタイミングでいつでも来てね」
言い方にもよりますが、優しいイメージですね。
帰り際に「また絶対来てね!」と言われるよりも自由度が高いので、言われている男性の方も気持ちが楽なのかもしれません。
「じゃあ次いつ行こうかな」なんてハマりだしたらこっちのものです。
単純に嬉しいですよね。
この言い方は風俗嬢にとっても都合の良い言い方でもあります。
何日も先のアポのようになるとこちらの予定も入れずらいですし、頻度が高いとお客さんの懐事情も厳しくなって来なくなってしまうなんてことも。
あまり縛らず適度に泳がせるようなニュアンスが男性としては良いのでしょう。
「じゃあ次はいつ来たらいい?」という風に持っていけたら第一段階としては良い感じですね。
2回目のお客さんには
2回目のお客さんには、また来てくれた喜びを素直に伝えている風俗嬢が多いようです。
「もう遭えないと思ってた・・・」
「うそー来てくれたんだ、嬉しいな」
これは「ああずっと覚えててくれたのだな」「自分を待っててくれたのだな」と思わせる事が出来ますよね。
まだ2回目だけど自分だけ特別扱いされていると感じさせることが出来れば、効果的だと言えるでしょう。
「このあいだは言わなかったけどね・・・」
このように、初回では分からない2回目だけの特権を感じてもらうのも良い方法です。
さらに通ってみたくなりませんか?
知らない事を知ることで優越感に浸ってもらうことが出来るので、プレイの最中や後戯の時などにさりげなく取り入れて、上手に使ってみて下さい。
そして帰り際の一言を必ず良い言葉でしめましょう。
2回目のお客さんならガードも緩んでいますので、3回目の可能性はとても高いのです。
最後の言葉は帰り道の余韻になります。
思い返してもらえるように「またね。また待ってるから」といった短めの言葉をお土産に持たせてあげて下さいね。
常連さんには
常連さんなら最初の頃のような緊張感も薄くなり、気持ちもほぐれてトークしやすくなっています。
何度も来ていて前より距離が近いんだということを分かってもらうのが良い方法です。
どんどん距離が縮まるのを楽しんでいるうちにキープしてしまうのが営業トークの目的でもあります。
「もう時間になっちゃった。○○さんは楽しいからすぐ時間になっちゃうよ」
まだ回数の浅いお客さんにはない「いつも○○な感じだね」という雰囲気を出せれば感じ良く受け取ってもらえます。
他にも「やっぱり○○さんだと落ち着くわ」というのも好印象ですね。
「あなたの魅力は他のお客さんにはないよ」と伝えてあげれば特別感が増してきます。
「え~結婚してたんだ?けっこうタイプだと思ってたのになあ」
自分の好みのタイプだと伝えるのは営業トークの定番かと思いますが、「今まで聞かなかったけど実は前から思ってたんだよね」というニュアンスを出せると、常連さんにしかない特別感を出せるので効果的です。
「昨日○○さんの夢見たよ」
「どうして私なんかに遭いに来てくれるの?」
中にはこういったけっこう嘘くさいフレーズを上手に使う風俗嬢もいます。
風俗嬢もプロとして演じ切ってくれので、男性は本心ではないことに気付きつつも嬉しいのです。
全てのタイプにおいて言える事ですが、自分からの好意をお客さんに受け取ってもらうように言うのが、ストレートで気持ちの良いトークだと思います。
それはトークするのならどんな相手であってもそうです。
言うまでもないことですが、1回で大金を落とすお客さんもそれはそれで良いのですが、常連さんになる人を増やした方が長い目で見て売り上げに貢献してくれます。
「私も楽しいから来てほしい」という雰囲気や「来てくれないから寂しい」と伝えるのはとても分かりやすい方法です。
「こんなクサい営業トークなんてお客さんは喜ぶの?」と思ってしまいがちですが、日常生活では得られないラブラブ感や疑似恋愛を非日常と割り切って味わいに来ている男性にとっては、嘘でもストレートに言って欲しい言葉と思っている男性も少なくありません。
やはり男性は可能性がゼロに等しくても「ガチで恋してくれると嬉しい」のです。
営業トークの目的は
営業トークを面倒くさいと思ってしまう風俗嬢も多いのではないでしょうか?
こんな嘘ばっかり言いたくないなんて思ったことはありませんか?
確かに営業トークは「良く言うよねワタシ」と思ってしまう言葉ばかりかもしれません。
しかしお客さんは非日常を味わうために来ています。
非日常は現実ではありません。
夢の国みたいなものですから、嘘でも良いのです。
嘘と分かっていても気持ち良い接客をしてくれたら嬉しいですし、ムードが盛り上がれば楽しいのです。
そもそも世辞とは、狭い空間の中でも気持ちよく過ごしてもらうための気遣いの文化です。
そうして新規のお客さんを常連に出来たら風俗嬢も嬉しいですね。
しかし風俗店を利用する男性の中には、ある一定の割合で恋愛経験の少ない男性がいます。
そういった男性には特に営業トークは効果的なのですが、中には勘違いしてしまう男性も。
風俗嬢からの言葉をガチで受け取ってしまい、恋してしまう男性もいるのです。
心当たりがある風俗嬢もいるのではないでしょうか?
恋愛経験のなさから勘違いするのはしょうがなく、彼女がいない人ほどAVのような妄想を抱く人が多いのと同じなのです。
しかしストーカーにまで発展してしまっては困りますよね。
こうなってくると、勘違いさせない営業トークとは何かを考えてしまいますが、どちらかというと「誰にでも同じことを言うから本気にする方が悪い」というよりも「人を選んでトークする」ほうが大事なのではないでしょうか?
サービス業と考えれば営業トークは当たり前です。
言う方も言われる方も本気ではありません。
しかも言葉に乗っている感情はけっこう伝わっています。
「本気じゃないよ」と思って発しているからこそ「このコ見下してるな」と思われてしまうのです。
言うのが当たり前であるからこそ、言葉で防御することもできるのではないでしょうか。
「(本気で好き風に)もう○○さんと店で遭うのつらいな・・・でも仕事はまだ辞めれないし」という諸刃の剣はあまり出さず、正直に感じたその人の良い部分だけを伝えてみるのも良いかもしれません。
持ち上げ過ぎてバカな行動をさせないのも、たくさんある仕事の中の小さな一つです。
男性側の事情
営業トークはお世辞なんだということを、たいていの男性は分かっています。
あの子お世辞が上手だな、という風にお世辞前提で評価してくれる人がほとんどでしょう。
それでも良いと思えるのは、男性は「エッチなことがしたいから風俗に行く」だけではないからです。
エッチなことはもちろん大前提なのですが、たいていの男性は仕事で気を遣ってお疲れモードです。
日中は気を張っているから、風俗店で気持ちを緩めたいと思って訪れます。
仕事では目に見えない仮面をかぶって鎧も着ています。
それは風俗嬢も同じですよね。誰かを警戒する心配もなく心も体も裸になりに来るのが風俗店だと考えれば、休ませてあげられるような雰囲気を作ってあげたいもの。
また、普段の寂しさを紛らわせるために訪れるお客さんもいます。
女性の柔らかさとは何にも代えがたい安心をもたらしてくれる男性にとっての「神」なのですね。
精神的に安心したくて来店するお客さんは、話がしたかったり気持ちのつながりを感じたいという人も少なくありません。
実際に大きな災害のあとは一時的に不安をほぐすためにお客さんが増えます。
その中にはエッチをしない人もいるのです。
そういったことを考えると、「誰かとつながっていたい」「癒されたい」というのが第二の目的と言えるでしょう。
そういった時の営業トークは、ムードを良くしてくれるし楽しませてくれます。
「嘘をついている」のではなく、「言ってあげているんだ」という風に使っていければ理想ですね。
まとめ
営業トークは風俗嬢の大事なお仕事です。
毎日考えるのは大変ですし、勘違いされて困ってしまう事も多々あります。
ですがサービス業にとってコミュニケーション能力は高い方がもちろん強い味方となります。
トークを磨いて「そばにいると心地いいな」と思わせるようになれれば理想的ですね。
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