消費税が5%から8%に増税されたのが、いつだったか皆様は憶えていますか?
それによってどのような影響が風俗業界であったのかは気になるポイントです。
お客さんの支払い金額が高くなるという可能性があるのはもちろんですが、それによって皆さんの手取りが減るという事も考えられます。
できれば避けたい増税ですが、そうなってしまったからにはどうしようもありません。
今回は増税による影響についてまとめてみました。
専門知識が無くても読める内容になっています。
増税による大きな影響は無いと言える
消費税が8%になったことによる影響ですが、風俗業界においてはそれ程大きな影響ではありません。
扱われる金額自体が大きいですから、これ位であれば無視することができます。
0%の状態からいきなり8%になった場合は大変ですが、実際はそうではありません。
5%から8%になっただけですので、実質的な変動は『3%』という事になります。
ここは非常に重要なポイントだと言えます。
仮にプレイ料金が1万円だとして考えてみましょう。
3%分上がるという事は10300円にしなくてはいけない訳です。
プレイの料金がそのままだとすれば、お店側が300円分を負担するという形になりますが、これ位であれば十分に可能です。
これがもしもっと大きな金額であれば、そういう訳にはいきません。
プレイ料金の値上がりは避けられないという事になります。
しかし、この程度であればお店側が丸ごと負担する事ができます。
ただ、この辺りについてはお店側も工夫をしているというのが実態です。
例えば、それまでクーポン券等で2000円の割引をしていたけれど、これをキッカケにして1000円の割引までにするという感じです。
そうすればプラスとマイナスが相殺されるという訳です。
直接的にプレイ料金を高くしてしまうとお客さんからの反発が予想されますが、この様に間接的な方法であれば負担感を感じさせずに済みます。
この辺りは上手く考えているという事が言えます。
これ以外にも様々な方法でお店側の負担を減らすようにしています。
おそらくですが、消費税が8%になったからという理由でプレイ料金を3%分上げたというお店はありません。
そもそも3%という数字自体がキリの良くない数字ですので、プレイ料金に反映しづらいです。
皆様もご存知かも知れませんが、風俗店のプレイ料金は1000円単位で設定されている事が多いです。
数百円分値上げすると却って不自然ですので、プレイ料金は以前と全く変わらないという訳です。
手取り額に関しても同じです
お店の経営に関しては以前とそれ程変わらないという感じでしたが、気になるのは働いている皆様の手取りです。
これが稼げない様ですと、どうしようもありません。
消費税が上がってそれがきっかけで客入りが減ったというお店に関してですけど、殆んどないです。
そもそもこの業界というのは、それなりにお金に余裕のある人たちが利用している事が多いです。
今日、明日の生活費を稼ぐのに必死だという人が風俗遊びをする事は基本的にありません。
仮にプレイ料金が10000円から11000円になったとしても、お客さんの行動スタイルは変わらないはずです。
それくらいの事で性欲というのは減退したりしません。
非常に強いものですから、この程度なら許容範囲という事になります。
ただし、消費税率が今後上昇し続ければどうなるか分かりません。
増税は今後も続くと言われていますから、十年後とかそれ以降に関しては、それが原因で客入りが減ってしまうという事も考えられます。
もっとも風俗嬢の在籍年数というのは平均してそれ程長くはありません。
ですので、増税の影響を直接的に受けるという可能性は極めて低いです。
ただ、税金は安ければ安いほど皆さんにとって都合がいい訳ですから、そういう事は意識しておいた方がいいです。
皆様は18歳以上な訳ですから、当然選挙権を持っているはずです。
これを使うようにするという事が大切です。
自分の意見を政治に反映させる事ができる立場にいるというのは忘れないでください。
無関心の状態が今後も続けば、増税に歯止めをかける事はできません。
投票する際に大切なのが、よく考えるという事です。
有名人だからとか、友達が言っていたからという理由で投票してしまっては意味がありません。
自分なりによく考えるようにしましょう。
テレビだけではなくて新聞やネットなども活用する様にしてください。
かってに比べて情報を入手しやすい環境が整えられています。
投票なんかしても意味が無いなんて考えではいけません。
皆様の行動次第で今後の消費税の扱われ方というのも変わってきます。
格安店の方が影響を受けやすい
全体的に見て、それ程大きな影響は無いと言える訳ですけど、あえて言えば格安店の方が影響を受けやすいです。
高級ソープで働いている人たちにとって3%は小さな金額ですが、格安店にとってはそこまで小さい額ではありません。
元々のプレイ料金が安いので、お客さん側から見た負担感はそれなりに大きなものになります。
また、プレイ料金をそのままにすればお店側がそれを負担しなくてはいけなくなる訳ですが、これも決して小さい額とは言い切れません。
気になるのはプレイ料金だけではありません。
お客さんの接客では様々な備品が使われます。
ウェットティッシュやローション、ソープであればコンドームなども必要になります。
当然これらの購入時には8%の支払いになる訳ですから、以前と同じ具合には行きません。
それぞれ単品で見れば小さい金額かも知れませんが、1年間ずっと購入し続けるという事を考えると、やはり以前より負担が大きくなってしまいます。
皆様もそういったお店で働くのであれば、できるだけ節約する様にしてください。
実質的に無料で利用している事が多い備品ですが、これらはお店側がお金を出してくれている物です。
無駄に使わない様に注意しましょう。
それによるメリットが無い様に思えるかも知れませんけど、そんな事はありません。
そうする事によって自分の働く場所が確保されるからです。
最悪の場合は廃業しなくてはいけない訳ですから、それを防ぐためにも皆様には頑張っていただきたいです。
もちろん節約するだけではいけません。
フリーのお客さんの相手も良いですけど、ここは本指名の数を増やす様にしましょう。
定期的に通ってくれるお客さんを増やせば、お店の経営も安定します。
結果的に皆さんも安定した収入を得ることができます。
増税は大変ですけど、工夫すればいくらでもやりようがあります。
もっとも3%ですから、それ程大きな影響はありません。
今後の更なる増税に備えるという意味でも、今の内に対策しておきましょう。
全く無関係という訳ではありません
増税と言いますと、自分にとって全く無関係の事柄の様に思えるかも知れませんが、実際はそうではありません。
3%負担が増えている訳ですから、その事を頭の片隅に置いておく必要があります。
ただ、これ位であればまだ許容範囲だと言えます。
大切なのはこれ以上状況を悪化させないという事です。
備品等を無駄遣いしないようにする等、節約を心がける様にしてください。
お店の人もできるだけ皆さんの手取りが減らない様に頑張ってくれているはずです。
お客さんが幸せになって、お店で働いている人が儲かるという関係を末永く続けるためにも皆様の努力が必要になります。
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