女性に月に1度訪れる憂鬱な1週間・・・月経です。
体はだるいし頭痛や腹痛、腰痛に悩まされている女性も多いことでしょう。
メンタル的にも落ち込みやすく、無意味に病んでしまうこともあって、生理中はとにかく憂鬱ですよね。
ただでさえ辛い生理期間中、寝起きに下着や衣服、布団に経血が漏れていた時にはその辛さに追い打ちをかけられます。
そんな憂鬱な生理期間を少しでも快適に乗り切るための、夜用ナプキンのおすすめをご紹介します。
おすすめの夜用ナプキン
夜用ナプキンのおすすめランキングはネットからでも簡単に調べることができますが、どのランキングでも常に人気の上位を占めているのはロリエ各種。
種類が豊富なので、是非自分の肌に合った商品を探してみてください。
特にロリエの「超吸収ガード」は寝返りをうってもナプキンが体にフィットされ、経血が多い夜も朝まで気にせずぐっすり眠れるので多くの支持を集めています。
経血が多い日の夜は漏れが不安でなかなか寝付けないなんて日もあるかと思いますが、「超吸収ガード」は360度全方位、がっちりガードしてくれるので漏れを心配せず安心して眠りにつくことができます。
そしてギャザー自体が柔らかい素材なので肌触りもよく、夜用ナプキン特有の嫌なゴワツキも少なく付け心地がいいのも人気の理由です。
さらに「超吸収ガード」には、ズレやヨレを防止する「さわってわかるサイン」なるものが搭載されています。
ナプキンを付けた後に位置が微妙に気に食わない・・という経験、ありますよね。
しかし「さわってわかるサイン」があることで、このサインを頼りにナプキンをベストな位置に調整してからショーツを履くことができるようになっているので、簡単にセットできる上に朝まで安心してぐっすり寝られます。
また、生理用ナプキンではソフィ各種も大変人気です。
CMなどでも有名なのが「超熟睡ガード」。
なんと「超熟睡ガード」には、29cm~42cmと非常に幅広いサイズが用意されているんです。
とにかく漏れが不安と言う量の多い夜は大きめサイズを使って、量は減ってきたけどまだ少し不安なんて夜には小さめのサイズを使う、というようにシチュエーションによって使い分けできる点が人気の理由の一つです。
こちらはしっかり漏れを防止したいという方よりは、大きなナプキンが苦手だという方におすすめです。
というのも「超吸収ガード」には、側面にクッションのようなエアバッグが搭載されていて、これが横漏れを防いでくれるのですが、他の立体的なギャザーと比較すると効果自体は若干弱めです。
しかし経血が極端に多いという方でなければその効果は十分ですし、装着時の違和感を感じにくい点がこのナプキンのいいところなので、名前の通り「超熟睡」できることでしょう。
この歳でオムツ!?一度試すと普通の紙ナプキンには戻れない!
どんなに評判のいいナプキンでも「果たして自分の肌質に合うのか」、あるいは「私は本当に寝相が悪いから大きいだけのナプキンだとまだまだ不安」という女性は、いっそ生理用のオムツを試してみてはいかがでしょうか。
「オムツなんて赤ちゃんじゃあるまいし!」「年寄りみたいで嫌だ!」なんて声も聞こえてきそうですが、生理用のオムツとは「ショーツタイプ」と呼ばれる紙ナプキンのことで、「ロリエ 超吸収スーパーガード 安心ショーツタイプ」という製品名で花王から販売されています。
赤ちゃんや介護用のオムツのように大きくてゴワゴワしているものとは異なり、ちょっと厚めのパンツくらいの薄さでイヤな締め付けもありません。
通気性もよく、一度使用してみると「生理中はずっとこれを使用していたい」と思うほど快適です。
5個500円前後とややお高めですので、ここぞというときにのみ使用することをおすすめします。
パンツのように履くだけでお尻にフィットしてくれるので簡単に装着でき、どんなに寝相が悪くてもショーツそのものがナプキンですから漏れを心配する必要がなくなります。
小さめナプキンでも朝まで快適に寝る方法
「ショーツタイプのナプキンは良さそうだけどやっぱりちょっと高いかな・・・」
「オムツっぽくて使う勇気が・・・なんだか恥ずかしい」
と言う女性は、あきらめて普通の紙ナプキンを使いましょう。
ただし普通に使うのではなく、ブルマと合わせて使用してみてください。
パンツへのナプキンのセットは通常通りでかまいません。
その上からブルマのようにピッタリしたものを着用します。
これでもう、どんなに動いてもナプキンはズレません。
最近の紙ナプキンは吸収性にも優れていますから、夜用のナプキン装着パンツ+ブルマなら心配な日の夜も心配ご無用です。
ここで注意しておくべきことは、毛糸のパンツのような伸縮性のあるものを使わず、必ずブルマのようにがっちり締め付けてくれるものを使用してください。ガードルでも構いません。
ちなみにこの方法はナプキンをズラさないためにブルマなどで固定するというだけの方法ですので、通気性は良くありません。
肌がかぶれやすいという女性にはあまりおすすめしませんが、追加コストをかけずに女性の部屋にあるものだけで解決できる方法としてかなりお手軽です。
あなたは出来てる?経血コントロール
ここまでは経血の漏れを防止するナプキンや方法についてご紹介しましたが、そもそも経血を自分でコントロールすることで寝ている間だけではなく、起きている間も経血を抑えることができるのです。
経血なんてコントロールできるわけがないと思われる方が大多数かと思いますが、紙ナプキンが普及していなかった時代、女性たちはどのように生理期間を過ごしていたと思いますか?
実は、昔の女性たちは膣を締めたり緩めたりすることで経血を膣の中にためこみ、トイレで尿のように経血を排出していたのです。
つまり、意識的に経血を体外に排出するということです。
経血がコントロールできるようになってくると
- 生理期間が短くなる
- 生理痛が緩和される
- 生理周期が整う
など、嬉しいメリットがたくさんあります。
洋式トイレが広く普及した今では経血を出し切るための筋肉を上手く使えないようになってしまった人がほとんどなので、経血を「意識的に貯める」「意識的に出す」と言う動作を1日2日で経血コンロトールができるようになることはありませんが、
経血コントロールの方法はネットなどでも簡単に調べられますので、体質から改善したいという方は是非、経血コントロールをトレーニングしてみてはいかがでしょうか。
本来、寝ている間に経血は流れない!
夜の経血漏れが不安という女性は多いですが、本来寝ている間に経血は流れないのだということはご存知でしたか?
睡眠時は体も心をおやすみする時間です。
にも関わらず経血が出続けるということは子宮はおやすみしないのでしょうか?
いいえ、子宮もしっかりおやすみします。
寝ているときは起きている時間よりもずっと経血量は減り、経血は子宮にたまります。
この時体がリラックス状態になっていると、子宮も同様にゆるみ、経血をためておきやすくなります
そして溜まった経血はは朝トイレで出すのがもっとも理想的です。
しかしストレスや自律神経の乱れ、夜更かしや寝る前のスマホ・パソコンいじり、冷えなどが原因となって子宮がしっかり休めない環境ができてしまっていることが原因で、子宮がしっかり休めない環境となっている場合があります。
あとは性能のいいナプキンが多く普及したことによる「出しても大丈夫」という安心感も夜に経血が流れ出てしまう原因の一つです。
先にご説明したような経血コントロールができないという女性でも、本来女性の体は睡眠時に経血が流れない仕組みとなっていますから、誰でも夜の経血コントロールは出来るはずなのです。
規則正しい生活を心がけることで、体へのストレスを減らすことができ、心身ともにしっかり熟睡することができれば夜の不安も軽減されるはずです。
まとめ
朝起きてパンツや布団が経血の海に・・・
こんな悲しい経験をされたことのある女性は少なくないはずです。
最近では紙ナプキンの性能がどんどん良くなってきていますし、自分自身で経血をコントロールするという方法も合わせて身に付けられれば、生理中の夜の不安はなくなります。
今回ご紹介した製品や方法について、是非試してみてくださいね。
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