昼職をしているものの、あと少しの収入が欲しくて風俗のお仕事に興味を持ち始める女性は少なくないものです。
特に一人暮らしの女性は、お給料で入ってくる収入と家賃や生活費などの支払いによる出費とがほぼ同額で、貯金が全くできないという方が多くいます。
そんな女性たちにとって家族や友人のお祝い事等による計画外の出費はとてもきついものです。
趣味や旅行など娯楽に費やせるお金がほとんどないということはかなりストレスのたまることで、病んでしまう方も少なくありません。
また、主婦や学生がお小遣い稼ぎに風俗業に興味を示すことも最近ではめずらしくありません。
レギュラー出勤ではなく本業のかたわらで、「あと少し」の収入を期待して風俗に足を踏み入れる女性たち。
風俗の求人などでは「月1~OK!」なんて文言もよく見かけますが、月1回の出勤だと実際にはどのくらい稼げるのでしょうか。
お給料はジャンルとレベル、コースの長さで異なる
風俗ではお客様から支払われたサービス料をお店と女性とで分配します。
何割が分配されるのかもお店により異なりますが、この分配されて支払われるお金のことを「バック」といいます。
お仕事のことを「コース」とも言いますが、コースの長さによってもバックは変動します。
また、風俗のお仕事のほとんどは時給制ではなく完全歩合制で日払いです。
その日の退勤時にバックの総額から雑費などを引いた額をお給料(日給)として手渡されます。
そして風俗と一言に言っても、そのジャンルは多岐にわたります。
未経験の方でも、「ソープ」「ヘルス」「オナクラ」などのワードは耳にしたことがあるかもしれません。
これらはすべて風俗店の「ジャンル」の名称で、お客様に提供するサービス内容は各ジャンルによって異なります。
つまり、女性がどこまでのサービスができるのかによって働けるお店のジャンルは変わりますし、働くお店が変わればバックも大きく異なります。
しかし、同じジャンルでも各お店には「レベル」と言うものが存在します。
レベルは
- 高級店
- 大衆店
- 格安店
の大きく三段階に分けられます。
高級店がもっともハイクラスで、次いで大衆店が標準クラス、格安店がもっともレベルが低いお店です。
お客様からいただくサービス料は当然お店のレベルによって変動し、レベルが高い高級店がもっとも高くなりますが、在籍する女性のレベルも高級店の名にふさわしい女性のみが在籍しています。
言わばレベルとは、お店に在籍する女性の容姿やサービスレベルを指しており、お客様から高い料金をいただく分、提供するサービス(女性の容姿を含む)レベルの高さを約束しているということになります。
当然お店のレベルが高いほど女性へのバックも高くなりますから、キレイな女性は他の女性よりたくさん稼げるとも言えます。
各風俗店の日給の相場は?
では、各ジャンルのバックと日給の相場を見てみましょう。
ただし風俗店はどんなジャンル・レベルのお店でも日によって客足や回転率が大きく変わりますし、お店によって何分のコース時間を用意しているかも異なりますので、あくまで平均の目安として参考にしてください。
ソープ(ランド)
ソープとは、浴室でのローションプレイからベッドでの本番行為も含めたトータルな性サービスを行うお店です。
ハードなサービスを提供することになりますので、風俗業の中では最も高額を稼げるお店です。
ソープの高級店ともなるとAV女優が勤務していることがあるほどで、女性のレベルもバックもかなり高くなってきます。
<バックの相場>
ソープのバックは格安店で
45分:8,000円~10,000円
60分:10,000円~12,000円
が相場です。
大衆店は、大体90分前後の接客時間が基本となり、
90分:18,000円~27,000円
が相場です。
高級店では、120分コース以上の接客時間が基本です。
120分で35,000円~50,000円のバックが平均的な金額です。
<日給相場>
高級店:100,000円以上
大衆店:50,000~70,000円以上
格安店:20,000~40,000円以上
ヘルス
ヘルスとは、本番行為以外の性サービスを提供するお店です。
ほとんどの女性がイメージしている風俗のお仕事とはヘルス店であることが多いです。
お客様の自宅でサービスを行う「デリバリー型」、店舗内の個室でサービスを行う「箱ヘル型」、お客様と一緒にホテルへ向かってサービスを行う「ホテヘル型」の3つに分けられます。
<バックの相場>
・デリバリー型
60分:8,000円~15,000円
90分:12,000円~20,000円
120分:15,000円~30,000円
・箱ヘル型
30分:5,000円~10,000円
45分:6,000円~11,000円
60分:8,000円~13,000円
80分:10,000円~15,000円
・ホテヘル型
60分:7,000円~13,000円
90分:9,000円~15,000円
120分:13,000円~26,000円
<日給相場>
高級店:80,000円以上
大衆店:40,000円以上
格安店:30,000円以上
性感エステ
性感エステとは、オイルマッサージ+手コキでお客様を気持ちよくするお仕事です。
基本的にはお客様から責められるということがありません。
基本プレイではフェラやクンニなどのヘルスプレイをする必要がありませんので性病の心配もなく、ハードプレイに自身がないという女性には精神的に楽なジャンルの風俗店です。
※オプションでオールヌードやフェラなどのヘルスプレイをした場合は別途オプションバックがもらえます。
<バックの相場>
60分:5,000円~8,000円
90分:8,000円~12,000円
120分:10,000円~16,000円
<日給相場>
高級店:35,000円以上
大衆店:20,000円以上
格安店:10,000円以上
オナクラ
オナクラとはお客様のオナニーを見てあげたり手伝ってあげたりするお仕事です。
性感エステ同様、抜きは手コキの場合が多く、基本プレイでハードなサービスをする必要はありません。
服を脱ぐ必要がない場合も多く、ソフトプレイのみを提供するお店ですので高級店などお店のレベルは存在しません。
またコース時間も短く、サービス料金はもともと安く設定されています。
ただしソフトサービスしか提供しませんので、バックが高額ではないといえど、働く女性には高い容姿レベルが求められます。
※オプションでオールヌードやフェラなどのヘルスプレイをした場合は別途オプションバックがもらえます。
<バックの相場>
30分:3,000円~6,000円
60分:6,000円~12,000円
90分:8,000円~15,000円
<日給相場>
10,000円以上
ピンサロ
ピンサロとはお酒やソフトドリンクを提供しながら性的なサービスも提供するお店で、風俗店で唯一時給が保証されているお店です。
キャバクラの接客に性的なサービスがついてくるようなイメージで、お客様1人に接客をすると時給に「接客バック」が加算されます。
表向きは飲食店として営業しているため完全個室などはなく、手コキやフェラなどでお客様を気持ちよくさせます。
こちらもオナクラ同様、サービス料金が安く設定されているためお店のレベルは存在しません。
大衆店:1~3万円程度
<バックの相場>
時給:2,000円~3,500円
接客バック1人あたり:500円~2,000円
<日給相場>
10,000円以上
月1勤務だと雇ってくれないお店もある
風俗未経験の方の中には、風俗は誰でも働けるお仕事だと思っている方もいることでしょう。
しかし、お店のジャンルやレベルによっては誰でも働けないという場合もあるのです。
例えばソープランド。
月1回しか出勤できないとなるとまず門前払いを食らうことになるでしょう。
なぜなら、ソープランドは勤務時間やシフトを女性が指定することができない場合がほとんどで、「片番勤務」と言って昼勤なら10時~16時、夜勤なら18時~閉店時間までと決まっているからです。
そして、ソープでは浴室でのローションプレイがサービスの売りの一つですが、転倒してケガをしてしまう恐れもある危険性を伴いますのできっちりとした講習が必要になります。
月1回の出勤では到底サービスに必要なプレイスキルは身につかないので歓迎されません。
また、ジャンルに問わず高級店クラスのお店でも月一勤務の女性は必要とされません。
高級店では女性のルックスはもちろんサービスレベルも必要となりますから、ソープ店と同様少ない出勤日数だとプレイスキルが身につかないと言う理由に加えて、高級店で働く女性はプロ意識が高いので、月1回のお小遣い稼ぎ程度の女性は必要とされません。
月1回などの少ない出勤でも働けるお店となれば大衆店、格安店のヘルスか性感エステ、オナクラやピンサロになります。
日給の相場は上項で説明した通りですので、風俗で月1回働いた場合に稼げる金額は10,000円~30,000円となります。
ただし、「坊主」または「お茶引き」と言って全くお仕事に行けず、お給料がもらえないという日もありますので、そのような月の収入は0円となります。
まとめ
副業として働く女性にとって、月10,000円でも臨時収入があることは嬉しいことです。
しかしいざ風俗店で働きだすと、ほぼ全員が必ず月1回以上勤務するようになります。
それは高額な報酬を手渡しで支払われることによって、もっと高額を得たくなってくるからです。
また、例え月1回の勤務でもお店にとってはあなたも従業員の一人ですから、数か月経てば例外なくリピーターを獲得するよう言われます。
リピーターのお客様を掴むためにはたくさん出勤して接客回数を増やし、サービスレベルを上げる必要があります。
風俗を本業としてレギュラー出勤することが難しい方でも、最低週1回の勤務を目指した方がいいでしょう。
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